C'est la vie!

La vie du Burkina. Jour:241

2011.02.17


La vie du Burkina. Jour:241・Burkinaの小学校

最近活動で小学校に行くことが多い。
私が特に何かを教える訳ではなく、99%カウンターパートが話をしており、
私は補助と言うか、居るだけと言うか…なのだが、
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<カウンターパートの授業風景>
一応、子どもたちの関心をひいたり、授業の中で気になることをメモしたり、
より良くなるように小道具を使うことを薦めたりしながら、街の小学校を回っている。


今日は、その際に授業風景や学校の様子を写真におさめたので、
それを少しお伝えしようと思う。
Burkina Fasoの学校の雰囲気が少しでも伝われば幸いである。


日本で子どもたちが発表するときは、挙手をすると言うのが一般的だと思う。
Burkinaはそれに加え、指パッチンをする。
そして、Moi,moi!(もあ、もあ!:私に、私に!)と連呼しながら、
ときには立ち上がっててでもアピールする(静かに手だけ挙げなさいと担任には注意される、)。
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<指パッチン>

そして、いつも謎なのだが、
当てられた子どもはさっきまでの威勢を突然失い、俯いて恥ずかしそうに発表することが多い。
というか、必死でアピールした割にど忘れする率もめちゃくちゃ高くて、思わず笑ってしまう。
そんなときの子どもたちの困った顔が可愛い過ぎるのだ。


教室には大体80人はいる。
たまに、どっかめちゃくちゃ人数の多い学年だけ2クラスあったりするが、
基本1学年1クラスしかないから、必然的にそうなる。
100人越えも良くある話。
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<混みこみの教室>

それだけの児童を管理する教師は本当に大変なわけで、
私はまだ見たことが無いが場合によってはムチが登場して、体罰が行われることもあるらしい。
飴とムチとかって言うけど、本物が出てくるって恐ろしい。
教員の確保や、学校の増設など、学習環境の改善が待たれる。


アフリカではノートが無くて、みんな広告の裏で…みたいなイメージがあったけれど、
ノートやボールペンは安くは無いけど学校に通う子たちならば普通に買えるようで、
人数分ノートが無い、という状況は見たことがない。
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<ノートを取る子どもたち>

ただ定規などは折れたものをそのまま使っていることが多く、
それを見るとちょっと苦々しい気持ちになる。

反対に日本では見かけない少し面白い持ち物もある。
それは一人ひとりのmy黒板。
計算用紙の様に使ったり、発表するときに使ったり、
いろいろな用途があるのだろう、なかなか便利そうなツール。
消すときには水で濡らしたスポンジを使っている。
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<ミニ黒板>

だがしかし、スポンジや水が無いと舌で舐めて消すこともあるそうで…

衛生教育!手を洗いましょう!とか言ってるのに、
その数時間後に子どもたちがダイレクトにチョークの粉舐めてると思うと、
ワレワレハ、イッタイ(何しに来たんだろう)???ってなる。


学校によっては給食がある。
しかしKoupélaでは残念ながら全ての学校に給食が行き渡っているわけではない。
給食が食べられるだけでも学校に通うモチベーションが上がるので、
これも全学校で実施されることを願ってやまない。
給食のある学校では、子どもたちが授業に入る前に、自分の給食用の蓋付き(砂防止)容器を教室の前に並べておく。
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<カラフルな容器>
そうすると保護者の誰かがみんなの分をまとめて作って、
お昼までにサービングしておいてくれる。
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<豆ご飯サーブ中>
この給食は、赤十字や、先進国のドナー、WFP(国連世界食糧計画)などが援助しているようだ。
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<ドナーのステッカー>


校庭には公立なら国旗がはためいている。
これは毎朝、国歌に合わせて、掲揚される。
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<国旗>

日本よりも国旗・国歌に対する愛着が高い気がするがこれは何故だろうか?

80年代に今の国名、国旗になったBurkinaだけに、
自分たちがどういう過程を経て今の国を創り上げてきたかが明確で、
その分感情移入できるのかなぁなんて考えたこともあるが、

日本で国旗掲げてたら、右翼か?ってイメージするようなところがあるから、
独裁政権が、Burkina万歳!大統領万歳!な雰囲気を維持する為に使ってるんじゃないかな、
なんていう偏った目で見てしまうこともある。
教育現場が洗脳には一番効率の良い場所であることは確かだし。
安倍政権のころの愛国心、美しい国ってフレーズを思い出す。


脱線した話を元に戻すと、
1日の始まりと終わりには国旗の掲揚・降納以外に、
掃除も行われている。

綺麗好きなBurkinabéらしく、
子どもたちも熱心に黒板を消したり(これも水とスポンジ)、
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<黒板消し>
天井まで埃や蜘蛛の巣を取ったり、
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<天井の埃落としと、蜘蛛の巣取り>
あちこち掃きまくって綺麗にしている。
最後、ゴミをぜーんぶまとめて燃やしているのが気になるけれど、
でもこの習慣は素晴らしい。
それだけに処理の手段を何とかしたい。


あと数点、箇条書きで。
校舎はブロックを積み上げて作られている感じで、屋根はほとんどトタン。
トタンの下に木の天井があるところもあれば、そのままのところもあり、後者だと中がすごく暑い。

黒板はセメントにペンキが塗られただけ。
磁石はくっつかないし、前に掲示するには、黒板の上に紐が吊ってあって、そこにクリップでぶら下げるしかない。

窓はガラス無し、埃がすごいので教室は毎日掃除しても砂だらけ、
風が強いと閉め切るので暑いし暗い。

照明のある学校はわずか。

落第制度があるので、進級試験に受からない子どもが混ざっていて、各学年の年齢構成にはかなり幅がある。

教職員は女性が多い印象。
お金持ちなのかバイク利用者が多く、服装も非常にきらびやか。
子どもの服は良く肩に穴が空いていたりする。

木曜日と日曜日が休み。土曜日は午前中授業。
しかも土曜は担任の気まぐれで1時間くらいで終わることもあり、
実質4日でカリキュラムをこなすことになる。
こなせているか、甚だ疑問。

新年度は10月スタート。
3学期制。
各学期の間に短いバカンスが入る。
7月~9月は長期休暇。
なお、10月は登録手続きに手間取り、ほとんど授業にならない。

学費は公立は無料。
しかし年間2000Fcfaくらいの保護者会費がかかるらしい。
日本円で400円くらいだけど、それでも通えない子が多い。
理由は金銭面だけではないからだろう。
成人識字率は30%以下。

以上今までに私が見た・聞いた・知ったBurkinaの小学校・教育事情。

さらに詳しくBurkinaの小学校・教育事情を知りたい方は、
同期の小学校教諭隊員のBlog、
MUKKU!TAKAYA-KUN!
★BIG塩ちゃんの大冒険★
にアクセスを。

写真11枚も頑張ってupしたな。
オマケにもう1枚。
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<良く頑張りました!拍手!>
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by nao24d | 2011-02-17 23:00 | 活動・配属先