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La vie du Burkina. Jour:270

2011.03.18


La vie du Burkina. Jour:270・Bonneちゃん

Bonne(ボンヌ)ちゃんというのはお手伝いさんの女の子のことである。
ちなみにBurkinaでは男の子のお手伝いさんはBonneの男性形をそのまま用いてのBon(ボン)くんと言う。

花嫁修業も兼ねて、親元を離れて住みこみでお手伝いをする女の子は結構多く、
省庁関係の職員や病院関係者など裕福層のお宅に行くと、結構な頻度でBonneちゃんに出会う。

私の職場のDirecteur(ディレクター:県局長)宅にもBonneちゃんが2人いて(+Bonくん1人)、
暑くて飲み物を求めに足繁く通ってるうちに(県局長宅で作ってるハイビスカスジュースが10円で買える)、
なんとなーく最近仲良くなってきた。
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<ヴィントゥ嬢・中1>

彼女らは学校に通わせてもらう事もなく、
ただお金をもらいながら花嫁修業してるのか、

と思いきやそれは誤解で、

ちゃんと学校にも通っていたし(最近家にいるのは昨今のデモのせいで学校が早めに長期休暇に入ったから)、
フランス語も普通に通じた、というか当然私よりも流暢だった。

もちろん学校に通わず奉公するだけのパターンもあるようだが、
決して奴隷的な扱いをされている様子を感じたことはなく、
例えばご飯もお手伝いの子と県局長の息子が同じテーブルを囲んでとっている(奴隷じゃないけどキング牧師の演説思い出す)。

親元を離れて暮らしているのは少しかわいそうだし、
児童労働じゃないのか?なんて悪いイメージも持っていたけれど、

おそらく自分の親よりも高学歴でいろんな話を聞かせてくれる雇い主に恵まれ、
しっかり3食と教育と屋内の蚊帳の中での睡眠が与えられている、
という状況をみれば、

孤児を引き取り、我が子のように育てるのとは少し違うにしろ、
雇い主はただこきつかっているというより、
子どもの成長をサポートしている要素が多いように感じられる。

少なくともうちの県局長のところに来ている子たちはそういう環境にいると思う。
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<ウモゥ嬢・中2>


私はBurkinaの子どもたち(世界中の子どもたち)の健全な成長を願うが、
考えてみればBurkinaの大人たちも同じように、か、それ以上の気持ちで、
この国の子どもたちの健やかな成長を願っているのである。

今までそんな当たり前のことがすっかり見えていなかった。

勝手な思い込みであまり良い習慣だと思っていなかったことだが、
ちょっと知ってみると悪い面ばかりでないことが見えてくる。

こういうこと、他にもきっとあるんだろうなぁって、
ちょっと注意してみようと思った、今日この頃。
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by nao24d | 2011-03-18 23:00 | 宗教・文化・習慣