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La vie du Burkina. Jour:256

2011.03.04


La vie du Burkina. Jour:256・帰国する人々

実は3月2日、3日に立て続けに帰国された隊員がいる。
でも、これは任期短縮。
詳しい事情はわからないけれど同期も1人いて、
彼女は健康上の理由での帰国だった。

この見送りにも行ったけれど、
その悔しさは計り知れないものだったと思う。

考えてみれば、私が今このタイミングでアフリカに居れることは奇跡とも言える。
情勢不安でエジプトやチュニジアは協力隊員が撤退を余儀なくされ、
隣国のコートジボワール(既に撤退済み)やニジェール(ブルキナから渡航禁止)も危険地域。
世の中いつ何が起こるかわからない、それはここだって同じだと思う。

それに加えての過酷な環境、
健康管理も難しく、日本にはない疫病がある。
私自身、入国後すぐマラリアを発症したのでその辛さは身に沁みてわかっているつもりだ。

だから、この道を選び、ここに辿りついたこと、
今ここに居れること、それを心からを大切にしなければならないと思う。

彼女は語学も堪能で、活動も参考にさせて頂く点が非常に多い方だった。
本当に良い刺激を頂いていた。
みんなと一緒に帰りたかった、その言葉が本当に印象的だった。

日本での活躍を願うばかりだ。


そして、
今日4日は平成20年度3次隊のS隊員の帰国日だった。
本来は1月までの任期だったが、彼女は2か月の延長を経て今日帰国することになっていた。
2年間と2カ月の活動を終えた表情は清々しく、誇らしげで、
また、彼女ひとりの為に隊次を越えたくさんの人が空港に足を運ぶのはすごいことだと思った。
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<空港見送り>
いつも日焼けされていたその姿が印象的だった先輩。

私も15ヵ月後、
同じような表情でここを訪れることができるように、
毎日を生きなくては!


最後に続けざまに空港に行ってひとつ感じたことを記しておく。

2010年6月22日、この国に着いたその日、
私はこの同じ空港をうす暗くお世辞にも綺麗とは言えない、と感じた。
雨季でじめじめしていたし、その暑さにもげんなりし、どぶに溜まったゴミにがっかりしたような記憶がある。
臭い、蚊、ハエ。
d0159222_082072.jpg
<2010.06.22 車内灯の点かないバス>

しかし、今の私はその空港を非常に明るいところだと思った、
そしてわりと綺麗だとさえ感じた。

考えてみれば任地には外灯がないところが多く、
停電だって日常茶飯事、
そんな環境が私の感覚を確実に変えているのだろう。

綺麗、の感覚も随分変わった気がする。
許容範囲が広がったというか…

今ここに居るのは、
日本から来てすぐの私とは確実に違う価値観をもった私。

溶け込んできた、と見るか、
慣れてきた、と見るか。

変えてはいけない日本人らしさを残しながら、
肯定的な変化をしていきたい。
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by nao24d | 2011-03-04 23:00 | 隊員・事務所