C'est la vie!

La dramatique japonaise

2011.10.01


24日目・La dramatique japonaise(日本のテレビドラマ)

娯楽の多くは無いBurkinaでは、
日本から持ち込んだ動画にお世話になる隊員が多い。

私も活動の合間にいくつかのドラマを観てきたが、
その中でたまたまチョイスした作品に野島信司作品が多い。
彼の作品には毎回特徴的な決まり文句が良く出てくる気がする。

ひとつ屋根の下 "そこに愛はあるのかい?"
世紀末の詩 "別に何しようって訳じゃ…"
プライド "古き良き時代の" etc...

今観ているのは98年放送の"聖者の行進"
決まり文句は"ウーのことを思っていました"(ウー=三匹のこぶたの三男)。

また野島作品には劇中印象的なメッセージが登場することもしばしば。
世紀末の詩は、どのエピソードでも考えさせられることばかりだった。

今日観ていた中では、次の一節が印象的だったので、記しておこうと思う。

強くなる事はないです。
弱い自分に苦しむ事が大事な事なんです。
人間は元々弱い生き物なんです。
そうなのに心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする。
強くなるという事は鈍くなるという事なんです。
痛みに鈍感になるという事です。
自分の痛みに鈍感になると人の痛みにも鈍感になる。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する。
痛みに鈍感になり優しさを失う。
良いんですよ、うん、弱いまんまで。
自分の弱さと向き合いそれを大事になさい。
人間は弱いままで良いんです、いつまでも。
弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。


(1998年3月6日放送"聖者の行進" [第8話 ひとかけらの希望]より)

ドラマを観るときっていうのは、
どちらかと言えばOFFのときで、
何も考えないで観ていたいはずなのに、
野島作品はどうもそれを許してくれない感じがある。
でも、それがヒットの理由なんだろうとも思う。

それにしても日本のドラマって、面白い。
最近"渡る世間は鬼ばかり"が終わって、
なんかひとつの時代が過ぎ去ったみたいな感じだけど、
ドラマというのは世相を反映してるようなところがあるわけだから、
昔の作品を後から見てみると、なかなか面白い文化研究になりそうな気がする。

以上、休日の戯言、おしまい。
[PR]
by nao24d | 2011-10-01 21:00 | Japon