C'est la vie!

Nous sommes laxistes?

2011.09.13


6日目・Nous sommes laxistes?(私たちは寛容主義の人々?)

昨日から中間語学研修が始まった。
d0159222_10335967.jpg
<講師のB氏とクラスメイトのM氏>
講師のB氏はロシアに8年も留学されていたという博識な方で、
大の日本通でもある。

授業では1時間、講師側が用意したテーマでの討論が行われ、
その後2時間は各々の活動に関する語学ブラッシュアップをしてもらえる。

初日、2日目の討論のテーマは"Fukushima"だった。
原発問題が取り上げられたのである。

彼は今回の原発に対しての被害は回避できたはずだと主張する。

確かに、東海村の事故、阪神大震災など、
日本はこの数年だけ見たとしても原子力関連の事故と大規模な地震被害のどちらも経験し、
諸外国に比べ多くの知識を有しているわけで、
私たちは当然そのリスクを十分知ってていたはず。

しかし、またしても"予想を超える"自然の猛威に屈してしまった。
いや、本当に予想出来ていたのだろうか?

被害の経験から何度も経ちあがり、
その都度技術を磨いてきたのも事実ではあるが、

だからと言って、もう問題は起きない、十分に対処した、と思ってしまう日本人は、
laxiste(寛容主義・放任主義の人)ばかりなのか?とB氏は言う。

Il faut être attentif.
注意深くならなければいけない、と。

この世に絶対はない、もう起きないということは無い、
一番知ってるはずの日本人がどうして?と。
予想すべきは、私たちがどんなに万全を尽くしても敵わない災害が起きるということではないのだろうか?
B氏の意見、それはもっともだと思う。

他にも、
国際社会での日本の役割、ポジション、
そうした内容に関しても主張しておられた。

日本は世界2番目の経済大国なのだから、
外交をもっと強くするべきだ。
なぜドイツに出来て日本に出来ない?

アメリカを止めること出来る国、アメリカにNoと言える国は日本ではないのか?

Burkinaへの援助はEU全体の額を合わせても日本が上、
日本がBurkinaにとっての世界一の援助国なのだという。
そうした関係上Burkina政府では日本の意見が最重視される。
Burkinaだけでなく、そんな国がアフリカには多い。

安保理の常任理事国ではなくとも、このような後ろ盾が日本には多いはずだ。
だから、臆することなく意見すれば良いではないか?
もっと強い国になれるだろう、と。

実際は日米安保とか在日米軍とか、
アメリカと日本の間にはややこしい関係性があるわけで、
経済力だけにモノを言わせて意見するというのは厳しい気がするし、
私やクラスメイトはそう主張したのだが、

結局それもまた外交面の弱さと言えるだろうし、
政府も政府だが、私たち国民も諦めてるような感じがあるわけで、
やっぱり理想としてはB氏がおっしゃるような、強い国を目指すべきだな、と思ったし、
そういう役割を担って行く必要性を感じもした。


去年は別の先生たちにフランス語習ったのだけれど、
彼らと学んでいたらどうなっていたのか、少し気になる。
まさかBurkinaの人からこんなレクチャー受けると思ってなかったから、
嬉しい誤算だった。

最初はビビってた語学研修だったけれど、なんとか楽しくやっていけそうだ。
[PR]
by nao24d | 2011-09-13 21:00 | Japon