C'est la vie!

国際工芸見本市に向けて2

2012.06.23


290日目・国際工芸見本市に向けて 2

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<リサイクルエコバッグ(巾着タイプ)>
先日のミーティングで実行委員会が、
“ビニール袋の使用を抑えるためにと紙袋を試作している”と話していたことに対し、
こちらから次回提案を考えているのがリサイクルエコバッグ。

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<仕立て屋Vincent氏>
作ってくれているのは再赴任当初ポーチを作ってもらっていた人たちではなく、
最近よくお世話になっているフランス語のよく通じる仕立て屋Vincent(ヴァンソン)。

彼はリサイクルについても非常によく理解を示してくれており、
期日もわりと守って仕事をしてくれるので、活動する上では非常に心強いパートナーである。
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<裏地には飲料水パック>
このバッグのミソは、飲料水のパックを1つ当たり21個も使うということ。
それだけ多くのゴミが新しいものに生まれ変わるのである。
それを可能にした秘密が、底面に付けられている中敷き。
ここに10パック分が重ねられており、置いたときの安定感と強度を高める働きをしているのである。
これはVincentのBonne idée(ナイスアイデア)である。

またビニールで覆われていることで、中身を雨から守ることもできるし、
ファスナーではなく紐で閉じるようにしたことで、大幅にコストダウンができた。
生地代から工賃までで500Fcfa(100円程)に抑えるのが目標なのだが、
それが叶えば現地の人にもある程度買ってもらえるのではないかと踏んでいる。

この巾着タイプの他にもトートバッグ型など数種類のモデルを作り、
次回のミーティングで発表し、もし導入が決まれば、
こちらとしてはSIAOパーニュを使って10000個を目標に生産したいと考えている。

環境省の県局長にもその考えを伝え、省を挙げた協力もお願いしてみた。
来週の出張で上司にかけあってみるとの回答を頂けて、こちらも好感触。
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<県局長へ提案中>

しかし、問題点もひとつ浮かび上がった。

飲料水パックの回収はこれから夏休みの子どもたちや、
それ専用の担当者に行ってもらおうと計画していて、
2パックにつき1Fcfaをイメージしていたのだが、
環境省で飲料水パックを買い取るとき、相場は1kg50Fcfaとなっているらしい。

つまり、2パック1Fcfaではあげ過ぎらしいのだ。
こちらはそれでもサイクルできるし、
それぐらいお金になるような仕組みでないと続かないような気がするから、
敢えてその金額設定だったのだが、
そのパックを使って苗木を作っている人もおり、
彼らの仕事の妨げになる恐れがあるのである。
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<4月に撮った苗木屋さんの写真(右下の部分に飲料水パックを使った苗木が見られる)>

ということで、この件に関してはしばし保留。
当面は私とVincentで拾い集めるか、
商店前に回収用の段ボールを設置するなどして回収していこうということになった。

と、良い活動になりそうだ、と思っても、なかなか一筋縄では行かないものだと改めて思い知らされた。
様々なStakeholder(利害関係者)いて、
その人たちのことまでカバーしたプランを考えるのは至難の業。

でも、とにかくできることから取り組んでいこう!
だんだんおもしろくなってきた!
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by nao24d | 2012-06-23 23:00 | SIAO (国際工芸見本市)