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カテゴリ:宗教・文化・習慣( 14 )

Bobo-Dioulassoの観光村にて

2015.05.15


251日目・Bobo-Dioulassoの観光村にて

Burkina第2の都市、Bobo-Dioulassoの観光村(住民曰く伝統的集落)に行ってきた。

しかし、ここ、入場料を取る割に、全然伝統的な感じがしないところで、それが逆に驚きだった。
ハッキリ言って2年前に訪れたKokologoの方が明らかに民族的要素が強かったし、
自称ガイドが案内してくれたものの、普段より若干写真が撮り易いだけの場所。

そして何より驚いたのがこの場所。
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<ゴミが大量に投棄された川で>
子どもが水浴びしたり無邪気に遊んだり、お母さんが皿洗いと洗濯をしている川の風景、と言えば聞こえは良いかもしれないが、
衝撃的なほどゴミで溢れかえっていて、臭いも凄かったし、ただただ、そこの子どもたちが心配で仕方ないところだった。

ガイドに「何とも思わないのか?」と問いただすと、
無邪気に魚が泳いでいることを自慢しながら、
「3カ月に一回は掃除して、ゴミも運搬してるし、
昔は飲んでたけれど、今はもう洗濯や水浴びにしか使わないから問題ないよ!」との返答。

私がガイドして欲しかったのはそういう村の現実でも無かったし、
しかもそれを問題無いと言い放ってしまうところも全く意味がわからなかったし、
そんなわけでかなり期待外れなところだったけど、

それを観光村としてしまうのは、Burkinabéなりの、
大量生産・大量消費社会へのアンチテーゼか何かだったのだろうか?

そういう意図で見ると興味深いと言えるかもしれないけど、
多分何も考えてなさそうだったあのガイドの様子を思うと、
なんだかやりきれない気持ちになる、そんな場所だった。
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by nao24d | 2012-05-15 23:00 | 宗教・文化・習慣

8.mars(3月8日):国際婦人デー

2012.03.08


183日目・8.mars(3月8日):国際婦人デー

今日は国際婦人デー。
BurkinaFasoでは祝日にもされており、全国各地で様々な催しが開かれる。
私も県内のあるコミューンでのセレモニーを覗いてきた。
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<いつもお世話になっているKoupélaのマダム達>
セレモニーではコミューン長の挨拶、
女性の宣誓、
女性の地位向上を訴える劇、
県内の女性団体など行進などが行われ、多くの人でにぎわった。
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<行進>
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<気合の入った観客>

この日に合わせ、Burkinaでは記念パーニュが販売され、
皆その布を使ってドレスやシャツを仕立てるのが恒例となっており、
女性だけでなく男性も、子どもから大人まで色々な8.mars服を着ていた。
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<新米ママさんも>
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<男性も>
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<お嬢ちゃんも>
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<少年も>
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<お揃いの布で私もちゃっかり>
Burkina隊員は結構厳しい環境に置かれていることを今更ながら実感することが多いが、
こうして現地の大勢の方と同じ布でお揃いの服を仕立てることができるのは、
Burkina隊員だけの特権な気がしてとても嬉しくなる。
隊員間でお揃いのポロシャツなどを作るのや、
一部のご近所さんとお揃いにするのとは全然意味合いが違い、
全国的な話題で、そのときBurkinaにいた記念にもなるし、すごく良い思い出になる。

普段男性に産まれて良かったと思うことばかりだが、
そういう文化のあるBurkinaに来たために、
ドレスを仕立てたりするのは女性の方が楽しいだろうなぁとよく思う。
とくに、この8.marsに関しては。

夕方からは女性の家でダンスパーティー。
夜な夜なダンスが行われたらしい。
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<踊るBurkinaマダム>
中央の笑顔の女性が女性の家の代表さん。

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<エレン>
ヨーグルト屋のエレンも今日はおめかし。

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<キャバレーに集う男性陣>
男性陣は今日は立場が弱いのか?
普段なら女性もいる飲み屋さん、今日は花が無くて殺風景に思えた。


割と勤勉と言われるBurkinaの人々だが、
女性の勤勉さは男性のそれよりはるかにレベルが高い気がする。
家事もやって、お金も稼いで、という女性が非常に多いし、労働時間が男女で全然違うと思う。
そうしたこともあって、女性の社会進出が福祉を向上させるとかいろいろ言われるけれど、
Burkinaの発展には真面目に働く女性の力が特に必要だと思う。

幸い、
実力があれば省庁の重要ポストに女性が登用されることは珍しくなく、
国際婦人デーを盛大に祝う国民性からも、女性の権利は比較的保障された国であると思う。
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<セレモニーの会場に掲げられた横断幕>
女性地位向上省の男性職員さんと掲げた横断幕にも
「155回 国際婦人デー・クリテンガ県の男性は、妊産婦死亡率の減少のために、我々の役割を果たします」
と書かれており、男性たち自身もその役割や女性の権利を認識しているのだと思う。

これからも男女が手を取り合って国を作っていってもらえれば、と思った。

ということで、とにかく今日は全ての女性にBon fête!!
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by nao24d | 2012-03-08 23:00 | 宗教・文化・習慣

BurkinaのNoël

2011.12.25


109日目・BurkinaのNoël

25日・Noël当日。

午後職場に県下の森林官が集合。
イスラム教のお祭り事だと、大概ムスリムの県局長がごちそうしてくださるのだが、
今日はキリスト教の祝日。
一体何が始まるのかと思ったら、
クリスチャンで市内在住の既婚者の森林官の家で、ごちそうを頂いてまわる、とのこと。
先頭に立つのはムスリムだけど県局長。
なんともおもしろい習慣だ。

でも、かつてごちそう2軒でも結構きつかった思い出があるので、
今日は何軒くらいまわるのか?とおそるおそる尋ねると、5件という返答。
ペース配分しないと確実にもたない…

1件目:11月に結婚した新婚森林官のお宅
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<1件目>
旦那である森林官は不在だったのに、リ・ソース(米に野菜のソースのかかったもの)を頂くという不思議な展開。
そのまま彼は不在で、県局長が来年も良い年であるようにというような挨拶をなさって終了。

2件目:県下一番の都市Pouytengaの郡局長のお宅(Koupélaは県庁所在地だが規模は2位)
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<2件目の主>彼が毎日KoupélaからPouytengaまで通っていることに驚く。
交通はこっちが便利かもしれないけれど、住むにはあっちの方が栄えてるのに。

3件目:うちのC/Pとよく言い争いをする、自己主張の強い森林官のお宅
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<3件目>
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<3件目のごちそう>
ご飯もの続きだったので、このポテトメインの野菜多めのごちそうは助かった。
この家の主は、いつもは結構ハッキリものを言うイメージの森林官だけど、
家では子煩悩というか、写真にいろいろ残すのが大好きな良き父な感じで面白かった。

4件目:不在のため、挨拶だけして帰る。
ここをパスできたのは大きかった。お腹に若干の余裕あり。

5件目:県局職員の中でも県局長に続く階級の森林官のお宅。
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<5件目>
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<5件目のお宅の姉妹>
おめかしした子どもたちがかわいかった。
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<写真が大好きな子どもたち>
3軒目のお宅の森林官は、ここでもカメラを肌身離さず、子どもたちとも仲睦まじくしていた。

そんなこんなで、森林官の職場では見れない一面が見れたり、
かなり多くが市内に住んでいることがわかったり、
どんなを生活しているのか垣間見る事ができて楽しいツアーだった。
お腹もいっぱい!

そして解散したあと…

近所の飲み屋の前を通ると…
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<既に出来上がってる人たち>
そこでも一杯つきあうことになり、
既にお腹結構タプタプなのに、今日は向こうのおごりで飲ませて頂いて、

さらに、電話がかかってきたかと思うとアニセ・エブラエルのママからご招待。
妊婦じゃないけど、重いお腹を抱えていくと、まずは、親子で同じ布で仕立てた服を着てお出迎え。
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<マダム>
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<お兄ちゃん>
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<弟とパパさん>
みんな気合が入っている。

7家族が集まってくらしているこのお宅で、まずは挨拶まわりしていると、
なんとこの2011年12月25日には、新しい命も誕生していた。
クリスチャンの家でクリスマスに産まれるなんて、なんか運命的な気がする。
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<クリスマス産まれ>
まだしっかり目も見えていないような感じだったけど、かわいかった。
みんなに祝福されて、産まれてきて良かったなぁ、と思った。

そして、ごちそうタイム。
ここでは具だくさんのサラダを頂いた、

その後は、食べた分燃やそうと、子どもたちと大はしゃぎしてきた。


と、結局6軒のお宅を周り5軒でごちそうをいただき、1軒の飲み屋でも一杯ごちそうになるという、
頂いてばかりの1日、それが今年のクリスマス、任地で過ごす、BurkinaのNoëlだった。

県局職員との親睦も深まり、
ほんの数時間前に産まれた新しい命にも触れることができ、
子どもたちとは大いにはしゃぎ、忘れられない1日になった。

この人たちの生活に、自分がこうして入りこんでいるんだなぁと思うと、
自分、ちゃんとここで暮らしてるんだなぁって、改めて実感することができて、それもまた嬉しかった。

来年のクリスマスは久々に日本で迎えるわけだが、
最近決意した任期延長が叶えば、どうやらクリスマスは帰国時研修らしい…
まぁ何も予定が無いよりは良いのかもしれないが。。。
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by nao24d | 2011-12-25 23:00 | 宗教・文化・習慣

"Noël"のミサ

2011.12.24


108日目・"Noël"のミサ

クリスマス・イヴ。
20時からミサに参加してきた。

さすがキリスト教の街Koupéla。
教会にはものすごい数のクリスチャンが集結。
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<教会前は大混雑>
爆竹が鳴り響き、見渡す限りの人混みだった。

教会の中も、見たこと無い豪華さだった。
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<豪華に飾りつけられた教会>
壁を覆うその紫の布ひとつでもすっごいお金かかってるだろうにと思うけど、
最貧国と言えど、この業界はやはり想像つかんくらいの額の寄付を集めてるんだろうな、と勝手に納得する。

でも、ちょいちょいツッコミポイントがあるのがBurkinaらしかった。
例えば…
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<ヒョウタンの太鼓"ベンドレ">
祝い事にはこれしか無いんだろうけど、ヨーロッパのミサじゃ見られないに違いない光景。
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<聖歌隊ならぬ聖舞隊?>
音楽あるところに踊りあり。聖歌唄ってるとき、一緒にアフリカンダンスが見られるのもBurkina流。
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<イエス誕生を再現した寸劇>
現地語の劇で何話してるかは不明だったけど、なんとなく雰囲気はわかった。
この「産まれた、バンザーイ」の瞬間が、テレビで言うところの瞬間最高視聴率を記録、的な感じで、
今日は終始視聴率40%記録してたけど、
ミタさんが笑った瞬間"ドーン!"の図式がそのまま応用できるような、間違いなく今日イチの盛り上がりだった。
でもここで気になるのは、バックの飾り付け。
なぜか英語だ。(それが言いたかっただけなのに前置きが長くてかたじけない)

他にも泣き叫ぶ赤ん坊の声がしょっちゅうマイクに拾われ会場中にこだまするなど、
大小さまざまな笑いに満ちたミサだったが、

もちろん厳粛なイベントらしい段取りもあった。
がしかし…
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<一番偉い神父さんのお話>
現地語で大真面目に神父さんが語っておられる間も、
合間合間に、おそらく接続詞なんだろうけど、"サーミーシー"って連発されるのが妙に気になって、
全然違う意味で、クリスマスにひとりって寂しいなぁと、頷いてしまっていたり、

結局最後まで日本人で仏教・神道育ちの私には、面白い異文化体験になってしまった感がある、
そんなBurkinaでのクリスマス・イヴ。


でもでも、よくよく考えてみると…

クリスマスって別に恋人の為の日じゃないわけで、
私は25年の人生で一番クリスマスらしい、クリスマスを過ごしている気がする。
恋人いないから寂しいな、とか、そんなこと思う必要なく、
クリスマスにクリスマスっぽいことができたから、これで今年のクリスマスは◎としよう!
(あくまで、"っぽい"ことをしただけに過ぎないが)

ということで、
ひとりのクリスマスの孤独に耐えかねる人は、是非一度Burkinaへ!
尤もBurkinabéには寒いらしく(確かに朝夕は涼しい)、
これでも十分人肌恋しい季節なのかもしれないけれど、
日中気温30度で、私たちにとってはいちゃいちゃしなくても温かい(むしろ暑い)気候だし、
楽しく愉快な、ここでしか見られないミサを味えること間違い無し!

ともあれ、こんなこと書いてるとただの僻みのようなので、
"世界中のカップルの皆さん、お幸せに!"と締めておくことにしよう。

Joyeux Noël(じゅわいゆ・のえる:メリー・クリスマス)!
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by nao24d | 2011-12-24 23:00 | 宗教・文化・習慣

"Noël"の準備

2011.12.23


107日目・"Noël"の準備

フランス語圏でクリスマスは"Noël(ノエル)"と呼ばれる。

私の任地KoupélaはBurkina Fasoに於いても特にキリスト教の盛んな地域。
その日が近づくにつれ、街はどんどんクリスマスモード、浮かれた様子になっていく。

具体的には…

①キリストが生まれたベツレヘムの馬小屋の状況を再現し、カトリックの家庭の玄関先に小さな馬小屋の飾りがしつらえられる。
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<手作り感満載の中学生のお兄ちゃんと小学生の妹作の馬小屋>
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<もはや"馬小屋"感が無い作品>
家ごとに全然違う馬小屋が作られていて、それを見て回るだけでも楽しい。

②サンタクロースの人形がいたるところで売られる ③商店の飾り付けが豪華になる
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<任地一番の食料品店でも売られるサンタ人形>
このサンタ人形の髪の毛とヒゲのとって付けた感は如何なものかと思うが、
Burkinaのサンタ人形はこれ一種しかないんじゃ?と思うほどこのモデルが全国的。
私に限ると、現在まで他のサンタ人形を見たことが無い。

④女の子の髪型がやたらおしゃれになる
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<編みます>
心なしかおしとやかな感じにすら見える。
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<さらに編みます(エクステ増量中)>
普段の格好・髪型でこうやって飴のクズ咥えてたら男の子かと思うに違いない。
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<編みまくります(カラーのエクステまでいっちゃいました!)>
普段でもそうなのに、やはりこの子は美人だ、と改めて惚れぼれするレベル。悩殺。

と、こんな風に、いっつも坊主頭に近い髪型だった子も、いかにも硬そうな毛質のボンバーヘアだった子も、
みんな見違えるほどかわいらしくなるからびっくり。

さらに、街にはイルミネーションまで!
新月だけど、こんなに明るいのは1年でも今だけだろうと思う。

去年は首都で過ごしたNoël。
今年はBurkinaのもっと一般的なNoëlが見れそうで興味深い。
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by nao24d | 2011-12-23 21:00 | 宗教・文化・習慣

いんしゃーら

2011.12.15


99日目・いんしゃーら

キリスト教の街Koupélaではあまり聞かないが、
イスラム教圏の国々では、アラビア語の「いんしゃーら(神の御心のままに)」って言葉がときどき会話に挟まる。

これを聞くと大概の日本人はがっかりすると言うのだが、それは…

例えば、何か約束したときに「いんしゃーら」と返ってくると、まぁ約束は守られないとか、
ぐったりしてる子どもがいて親に大丈夫か尋ねたときも「いんしゃーら」と片づけられて、医者に行かないとか、
厄介なことは大体「いんしゃーら」ってされるのが原因。

神様もそんな神任せにされても困るだろうに。

でも、
今日クリスチャンの友人らに、「いんしゃーらってどうよ?」と興味深い答えが返ってきた。

「いんしゃーらで何でもOKなのはまずいだろう。
だってそのせいで偉大な神のおぼしめしって飛行機でビルに突っ込んじゃうんだよ。
あれは尋常じゃない!」って。

確かに。自分の言いたかったスケールとは全然違ったけど、
彼らの言い分だと、なおさら「いんしゃーら」はよろしくないもののようだ。

「日本人もカミカゼとかって、若い兵士が帰ってこないつもりで酒をあおってから、
アメリカの船に突っ込んでいったろう?あれもいんしゃーらと一緒じゃないか、おそろしい」

良くご存知で(Burkinaでも歴史でWWⅡ・太平洋戦争のことは学ぶらしい)。
でも、それは今の日本ではないと釘をさしておく。
なんかここまでくると、彼らの認識ではいんしゃーらはただの危険思想とされているかのように思えてくる。

彼らの話から、
Burkinaの人が「いんしゃーら」で、日常的に、直接的に、イラっとしてる様子は無いのだろうなと思ったけれど、
逆にこんなに宗教観が寛容なBurkinaでも、いんしゃーらはヤバい、とクリスチャンが話してるんだから、
そりゃ馴染みの無い他の宗教がマジョリティの国に行くと、なおさらなんだろうなと思った。
そして、こういうのはあんまり煽るのも良くないし、これからはいんしゃーらでムッとすることがあっても、
クリスチャンの友人にはあんまり言わないでおこうと思った。
それに「一方聞いて沙汰するな」じゃないけど、
ムスリムの人にもちゃんと話を聞かないで、クリスチャンの人とだけどうこう議論するのもおかしな話だし。

まぁでも現地の人に宗教観について聞くのは興味深いのだけれど、
あんまり深く立ち入ってもいけない気がするので、ほどほどにを心がけなければ…
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by nao24d | 2011-12-15 22:00 | 宗教・文化・習慣

La cérémonie de mariage

2011.11.05


59日目・La cérémonie de mariage(結婚式)

今日は県局職員K氏の結婚式に参加した。

9時、と言われ9時40分ごろ始まった式。
3部構成の第1部は市役所での婚姻届提出。
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<市役所での結婚式>
同僚のG氏はこの市役所での婚姻のみを行ったらしく、
ローカルな伝統宗教を信仰している場合や、
金銭面の問題がある場合などは、役所での式だけで終わらせるケースも多いようだ。
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<誓いの言葉>
手を繋ぎながら誓いの言葉を述べあったり
(立ち会い人の市役所のマダムが"みんな聞こえた?"みたいな余計なあいの手を入れるのがBurkinaらしかった 笑)、
指輪の交換、接吻も行われるので、
教会で行われる式みたいだなぁと思っていたら、
さすがは役所。
ばっちり書類記入の段取りがあって、
みんなが見てる前でサインをする、っていうかなりシュールな光景にまで立ち合わせてもらった。
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<サイン中>

その後晴れて夫婦となりました、って感じでお開きになって、
屋外で記念撮影タイム。
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<撮影タイムの様子>
構えた感じで写ってしまう記念写真そのものより、
こういう並びを調整してるときの方が良い顔してる気がする。
Burkinabé、写真のとき表情硬いし、全然笑わないからなぁ。

その後、新郎新婦は飾り付けされた車で移動。
ちなみにこの車は県局長のものである(ティッシュの箱がダサい)。
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<デコレーションカー>
何台かのバイクに囲まれ、クラクション鳴らしまくりで、
たいして距離のない教会まで仰々しく移動していった。

すかさず追いかける。

第2部は教会での結婚式。
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<式場>
この教会はまだちゃんと完成してないのか、
屋外に簡易的に作られた日よけの下に椅子が並べられた手作り感満載の会場で行われた。
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<インタビューじゃなくて誓いの言葉>
ここでもやっぱり誓いの言葉、
指輪の交換、接吻って行程があって、
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<指輪の交換>
それに加え、教会らしいもの、と言えば、合間合間に唄が入るのと、
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<歌のおねえさん>
最後、洗礼かなんかわからないけど、教会の関係者らしき人が新郎新婦の頭に手を当てて、
物凄い険しい表情で念力みたいなのをかける儀式みたいなのがあった。
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<念力唱えるおじさん(まだ穏やかな表情のとき)>

参列者の様子はこんな感じ。
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<参列者たち>
市役所の方は席数も少なく限られた人しか参加できない厳かな雰囲気があったのに対し、
教会の方は子どもも多くて和んだ感じだった。
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<ええとこのぼっちゃん>
新郎以上に決まってた?この少年をはじめ、おしゃれなBurkinabéが見れたのもおもしろかった。
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<澄ましたマダム>

そんなこんなで、教会での式が終わり、

会場を移して、第3部、食事会があった。
披露宴か?と思ったけど、特に乾杯の音頭とかなく、
食べ終わったら、お祝いの品渡した人から順に帰るという感じだった。
自分は何も用意してなかったので(県局職員で用意してたの8人くらいいて1人)、
今度写真現像して渡すねーっと言って帰ってきた。

以上、結婚式レポート終わり、で大体13時30分くらいになってた。


日本で退避中に参加した結婚式が感動的過ぎたのがあったし、
もともと県局職員と言えど、職場が違うので、あまり彼と親しくなかったのもあって、
今回の式にはそこまで入れ込んで参加したわけじゃなかったのだけれど、

それでも、Burkinaではこんな風に祝われるんだなぁって言うのがわかって面白かったし、
時間守られないし、空調無いからくっそ暑かったし、マイクもブチブチ音切れるけど、それもBurkinaらしいなと思ったし、
陽気なBurkinabéの手作り感あるアットホームな結婚式は、それはそれですごく温かいものだった。

おまけ
最後に、、誓いの接吻の後、はにかんでた2人を捉えたところ
(= 一瞬過ぎてキスの瞬間が捉えられなかった上に、ピントも合ってなかったから、加工してごまかした画像)。
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<寄りそう新郎新婦>

末永く、お幸せに!
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by nao24d | 2011-11-05 21:00 | 宗教・文化・習慣

Le prénom

2011.11.02


56日目・Le prénom(名)

マラリア罹ってた近所の子"まんび"、もうすっかり良くなったみたい。
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<あにせ・えりーぜ・まんび>
※今日の写真ではない

最近わかったのだけど、
お兄ちゃんのまんびって本名じゃないみたいで、エブラエル?みたいな感じのお名前があるらしい。

うちのガルディアンのジャックも、全然ジャックと似つかない、ウェンデャオバとかいうモシ族風の本名があるらしい。
なんでそういうことするんだろうと思って調べてみると、
ローカルネームだと、うわっ、おめぇ田舎もんくせーな、だっせぇ、みたいな感じで、
クリスチャンネームとかムスリムネームを付けるのがmode的なそういう感覚があるらしい。
だから通称だけでもそういうのを使うパターンがあるみたいだ。
あれ、まんびは通称がローカルな感じ…?また今度聞いてみよう。

ジャックっていうのはJacques=ヤコブのことらしい。
イスラム教徒みたいなこと言ってたのに、クリスチャンなのかもしれない。ここに来てまさか。
確かに教会もついて来てくれたし、メッカに向かってお祈りもしてるとこみたことないし…謎。

うちの同僚もネストールさんはNestorって聖人の名前から取ってるみたいだし、
ムサさんはMoussaっていうムスリムネーム。
省庁勤めの偉い人が宗教関係の名前付けてるわけだから、庶民もそういう流れに乗ってるんだろうなって気がする。

日本人にはあんまり馴染みないから、おもしろい文化だなぁと思う。

あ、でもお隣韓国では、ハンナちゃんとか、クリスチャンネームって言ってたし、
宗教がもっと生活に密接に関わってる国々からしたら、日本がかなりマイノリティな感じなのかも。

と、名前にまつわる話だったが、
ジャックはジャック、まんびとあにせはまんびとあにせとこれからも呼ぼうと思う。
今更変えるのもあれだし、こっちもノアガとかナゴヤとかいろいろ言われてるし 笑

それにしても、子どもは元気なのが一番だ。
じゃないと周りも元気がなくなるから。

彼のマラリアもあって、お母さんのエレンさんも疲れで体調壊してたらしいし、
昨日が祝日だったこともあり、
職場帰りの日課となっているヨーグルトを数日食べれない日が続いていたので、
みんなが元気で、私は美味しいヨーグルトが毎日食べられれば良いと思う。
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by nao24d | 2011-11-02 21:00 | 宗教・文化・習慣

Un nuage météorique et un baobab.

2011.10.08


31日目・Un nuage météorique et un baobab(流星群と1本のバオバブ)

今日はりゅう座流星群が観られる日。
日本時間の9日午前2時と、午前5時に極大を迎えるということだった。
今年は13年に1度の当たり年、ということでかなり期待していた。

より沢山流れるとされる2回目のピークがちょうど8日午後8時にあたるBurkinaは、
日本に比べると好条件(午前5時はかなり空が明るい為観測が難しい)。
そこで同任地の後輩隊員とうちのガルディアン(以下ガル、警備員)、そしてガルの友人を連れて、
Koupéla近隣の村のバオバブの近くで天体観測することにした。

しかし雨季の最中であるBurkinaは、
今日も薄雲が多く月の光がかなり反射して星がよく見えない。
ライト無しで自転車を漕げるほど、街灯が無いところでも明るかったのだ。

んん、これは時間帯は好条件でも厳しいか?と思っていたけれど、
8時からそこでねばると、無事に1時間で10個ほどは観測することができた。
明るさに負けなかった流星がしっかりと、ゆっくりとした軌跡を見せてくれたのだ。

愛機NikonD300Sは結局流星を捉えることはできなかったけれど、
天体の日周運動とバオバブのコラボレーションだけで素晴らしい写真になっていた。
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<星空とバオバブ>

ふたご座流星群は是非カメラに収めたいところだ。


ところで、この写真に写るバオバブの木は、
サバンナの王者にふさわしい風格を備えたいわばこの地域のシンボルであり、
また葉や実や花の栄養価が高く、食用、薬用に用いられ、
ときにサバンナの助産師と呼ばれるほど、土地の人々の生活にとって有用な樹木でもある。

文化人類学者の川田順造氏は、その著書"サバンナの博物誌"で、

"西アフリカのこの地方で古くから王国を築いていたモシ族の、
むかしの王墓のしるしになっていることもあり、
その根元には、毎年何度となくいけにえの血がそそがれる。"


と記しており、崇敬の対象となっていることも伺える。

実際今日現地に到着した時、
その木に近づこうとするとガルが、
"夜はあぶないからその木に近づいてはいけない"と忠告してきた。

"金曜日の夜は俺たちはここを通ることすらできないんだ"とも言う。

コミュニティの王様、Naaba(ナーバ)と呼ばれる人や、
年配者だけが夜にその木に近づくことを許され、
その木に対して様々な儀式を行うらしいが、
それはその儀式に関与できる人たちだけが知ることで、
何をしているのか、若い彼らは知ることすらできないのだそうだった。

星の王子様を通じて、日本の私たちの多くも知るバオバブの木。
私たちをひときわ惹きつけるその大木のふもとで、
夜、とくに金曜日の夜、何が起こるのか、謎は深まるばかりである。


遠い宇宙の星々に想いを馳せ、
古からのアフリカの文化に触れ、とても文化的な土曜の夜だった。
最後の記念写真のポーズが"アチョー"みたいな感じなのが意味わからなかったけど。
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<星空と神聖な木を前にはっちゃける現地人と日本人の図>
注:このポーズをリクエストしたのはBurkinabé、私たちは非常にノリの良い日本人である 苦笑
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by nao24d | 2011-10-08 23:00 | 宗教・文化・習慣

Le jour du marché

2011.10.06


29日目・Le jour du marché(市場の日)

任地Koupélaでは3日に1度のペースでmarché(マルシェ:市場)が開かれる。
それ以外の日にも店は出てはいるのだけれど、その日は数倍の人が出店しに来るのだ。

最近始めた活動のひとつ、飲料水のSachet(サシェ:袋)のリサイクル製品制作。
それに携わってもらう仕立て屋さんに正式に依頼をしに行くところだったのだが、
今日はまさにそのmarchéの日で、辺りは多くの人でごった返していた。
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<"marché"の日の街>

そういえば再赴任後、marchéの日にここを通るのは初めてだったことに気づく。
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<甘くないお菓子を売る女性>
このおばさんが売っているのは、
落花生をペースト状にしたものを揚げて作ったお菓子。
ドーナツ型でかわいい感じだと思って食べると、
全然甘くない。
人生そんな甘くないわよ、って味。深い。
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<ごちゃごちゃ感たっぷりの市場>
あんまり寄って撮影できないから、
並んでる野菜とか肉の感じはあんまり伝えられないけれど、
このごちゃごちゃしてる感じがBurkinaのmarché。
こういう眺め、嫌いじゃない。


ここKoupélaは高頻度でmarchéを開く街だと思う。
他の任地では週1回というところもあると聞くからだ。

もともと交通の要所で、各地で生産される工業品を手に入れることも容易い上に、
こうして地域の農産物、畜産物が安くで手に入るmarchéが頻繁に開かれるというのは、
生活する上でかなり好条件なところではないかと思う。
何かあれば2時間で上京できるし、
でもそこまで都市化していなくて落ち着いたところがあるし。

marché紹介、任地自慢はまだまだ尽きないのだが、それぐらいにしておこう。


さて、
この3日に1度というペースなのだが、
これは絶対の間隔で維持されている。

marchéは日曜も祝日も関係なく、週に2回、ないし3回確実に訪れるもの。

ここの人たちの生活に沁みついていて、
生活のリズムを作っているとも言えると思う。

公務員は土日が休みというリズムで一週間を刻むが、彼らは圧倒的にマイノリティ。
私たちボランティアは配属先の省庁と同じペースで出勤するからそのリズムなのだが、
この5勤2休のリズムは、そこまで"一般的"では無いのかもしれない。

キリスト教の色が強いKoupélaなので、
まさにキリスト教的な日曜は安息日、というリズムがもっと浸透しても良い気がするが、
一般市民は、日曜にお祈りに行こうが、あくまでもmarché基準な人たちなのだ。

でもそうやって考えてみると、
約束があまり守られないこと、いわゆるカレンダー通りが苦手なこと、
その理由がなんとなく理解出来る気がするのだ。

同僚が、
自分がカレンダーの書かれた手帳にいろいろ書いているのを不思議そうに見つめ、
それ、すごく便利そうだね、と言っていたのだが、
よく考えてみればこの職場で誰かが手帳を使ってるの、ほとんど見たことがなかった。

省庁では何をするにもlettre(レター:公式書状・通達)が必要と言われ、
事前に承認を得る、アポを取るというのが絶対とされるのだが、
でも彼らの本来のリズムでは、何日も先の約束というのは、普通じゃない気がする。

やっぱり3日、3日以内のことなら、約束は上手くいくし、
明日はmarchéだからあさってね、なんてやりとりも多いもので、
marché中心のそのリズムこそ、ここで一番尊重すべきリズムなのではないだろうか?
そんな風に思う。

街の人には無茶ぶりでもなんでも、1日前の約束が一番スッと通る。
(marchéが挟まる場合は2日前の約束)
日本に帰ってそのままだったら確実に干されてしまうのだろうけど、
このリズム、このスタイル、馴染んでしまえば私はあんまり嫌いじゃなくなっている。
いや、本来の自分自身がそんなスタイルなんだったのかもしれない。(ちょっと反省)

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<はらぺこあおむし>
marché紹介・オマケ:
marchéの日にはちょっとした玩具も道端に並んでいることがある。
今日も人形というか、ぬいぐるみが並んでいるところがあって、
少年が原作を知ってか知らないでか、はらぺこあおむしを持って遊んでいるところに遭遇した。
はらぺこあおむしファンの後輩が大学にいたなぁなんて思い出したりして、
確かにこのはらぺこあおむしは、世界的あおむしであるとはと思うのだが、
おそらく先進国からやってきたのであろう彼(=このぬいぐるみ)がどんなストーリーでここまで辿りついたのか、
すごく気になるところだった。

アフリカにくるおもちゃ版、トイストーリー。
紆余曲折はあったにせよ、きっとこれから大事にされて、彼にはハッピーエンドが待っているのかもしれない?
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by nao24d | 2011-10-06 21:00 | 宗教・文化・習慣