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カテゴリ:SIAO (国際工芸見本市)( 8 )

SIAO最終日

2012.11.04


423日目・SIAO最終日

~今日の流れ~
10時30分頃会場に到着し、まずはSIAO記念Pagne(パーニュ・布)を購入。
昨日、一昨日と列に並んだのに買えなかった人気のこの布。
2タイプのカラーバリエーションがあったのだが、
もう既に黄色いモデルが完売してしまっていた。
しかし、グレーのものを合計12 pagne買い付けることができたので、
とりあえずはそれでリサイクルトートバッグの製作を続けたいと思う。

最終日とは言えまだまだ盛り上がるSIAO。
会場もパビリオンの中も相変わらずの混雑だったが、
JOCVスタンドは、昨日衛生啓発関連のエリアを閉めたこともあり、少し殺風景な感じ。

いよいよこのお祭り騒ぎも終わりを迎えるのだなぁと、
ホッとする気持ちと、寂しい気持ちが入り混じったような気分になる。

お世話になった在Burkina Faso日本大使館の参事官や、職員の方々と挨拶を交わし、
ラスマネの海苔巻きを食べ、
ラストスパート!と意気込んで少し売り場のレイアウトを変えてみた。
はっきりとした成果が出たかは微妙なところだが、
今日はトータルで22200Fcfaの売り上げだった。

午後からは大使などと挨拶を交わし、
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<ザ・Burkinaの売り子>
黄色と茶色のパビリオンを回って自分のためのお土産購入。
乾燥マンゴー2kg、バオバブの置物、シアバターの石鹸5つ、ストール2本、Tシャツ1枚、手帳のバインダー1冊。
お土産を買いあさろう!と意気込んだSIAOだったが、
結局ここで使ったお金は、食費と移動費がほとんどだったような気がする。

夕方からは早目だが少しずつ撤収作業を開始。
大使館の方々も明日発送の展示品の梱包作業をしていらした。
それらが終わり、全ての日本人が帰ったあと、
最後にもう一度ラスマネのかつ丼を食べ、
そして、日本パビリオンを1周した。

このために任期延長したと言っても過言ではないほど、
活動計画の中で特に重要な位置づけをしていたSIAOが、
遂に終わりのときを迎えようとしている。
涙こそ出なかったが、会場の景色を目に焼き付けようとすると、
やはり何かこみ上げてくるものがあった。

そして19時頃、パビリオンを後にした。

まだまだ外の屋台は活気を失うことなく、
会場前の通りは相変わらず「中国人!」と私を呼びつけるガラクタ同然のお土産売りで溢れかえっており、
本当に今日で終わってしまうのか、想像もつかない雰囲気だった。
だが、撤収のせいか、いつもより多かった自分の荷物が、
このお祭り騒ぎがもう終わりなんだということを物語っているようで、
夢の十日間から、重いその鞄を担いだときの肩の痛みで、私は現実に引き戻された。

また明日から次の展開へ、ここでの出逢いや経験を繋げていかなくてはならない。
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<閉館後のパビリオン(10月27日撮影)>


~気付いたこと~
最終日ということで、ほとんどのスタンドが大幅な値下げを決行していた。
というか、多くの出品者は値下げではなく価格破壊みたいな表現を使っていたほどで、
極端な例だと2日前15000Fcfaと言われたものが6000Fcfaまで下がっていた。

JOCVスタンドでも任地のBurkinabé2人はしきりに値下げしようと言ってきたが、
私はただでさえほとんど儲けにならない仕事なのに値下げして売ることはできないと断固反対した。
このとき値下げをしないように踏み切ったことを後で振り返ってみると、
期間中通してこの商品が好評だったことが自信となり、
そのおかげで「良いものは値下げしなくても必ず買い手がつく」と思えたことが大きいように思う。

昨日、一昨日と他のパビリオンを回り、
リサイクル製品の相場を見て、うちの商品は安すぎると思った。
そして日本で商売をなさっている方からも、もっと価格を上げても構わないと思う、
とのアドバイスを頂いた。
それはつまりこのリサイクル製品はある一定以上のレベルに達しているというお墨付きを頂いたわけだと思うし、
さらに、うちの仕立て屋の仕事は丁寧だ、しっかりしている、
そう言った評価も多く頂き、市場に並べられる商品だという確信を持たせてもらった気がする。

注文なく作ったものを売る経験は任地の生産者にとって初めてだったろうし、
これだけオープンなマーケットで様々な意見が聞けることは滅多にない。
だからSIAOでは直接の売り上げ以上に、
こうした生の声が彼らや私自身に直接入ってきたこと、
それが今後に繋がる何より大きな収穫だったと思う。

正直今の価格設定では継続性に疑問が残るので、
特に日本への卸値は、少し考えてみる必要がありそうだ。
上手く折り合いが付けば良いのだが…
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by nao24d | 2012-11-04 23:00 | SIAO (国際工芸見本市)

SIAO 1日目

2012.10.26


414日目・SIAO 1日目

設営がまだ途中な感は否めないが遂にSIAOが始まる。

会場へは隊員宿舎からタクシーで行くのだが(約20分)、
今日はタバスキ(イスラムの犠牲祭)ということもあり、
タクシーどころかほとんど車が走っていなかった。

しかしたまたまJICAの公用車が通過してくれ、
なんとか会場への脚を確保。

会場内は警察の厳重警備で、
招待国日本のJICA公用車でさえ、
通行許可証が無いと進入できない。

が、入口で足止めをくらっている私たちのもとに、
見覚えのある顔が近づいてくる。
ベルナールさんだ。
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<ベルナールさんと(2012.11.01撮影)>
彼は隊員とも親密な付き合いのある責任者級の警察官で、
なんと彼の一声でJICAカーは無事会場内へ辿り着くことができた。

9時少し前に到着したが、
やはりタバスキの影響か場内は閑散としていた。

そして、融通の利かない警備のため、何故か日本パビリオンに日本人が入れない状況。
大使館の職員の方が動き回って下さり、その後数分で中に入ることができたが、
会場も会場でまだまだバタバタしていている印象だった。

午前中はプロのバイヤーのみが訪れることのできるSIAO。
初日のこの時間、日本パビリオンにはほとんど販売ブースが無いため、
客足はまばらというかほぼ0に近い状況。
まだ準備の終わっていない我々隊員は残っているブースの設営作業を続ける。

お昼は隊員で集まり屋外の出店で乾杯。
年中日本に比べれば暑いBurkina、
一仕事終えたあとのビールは格別だ。

午後も設営、徐々に手作り感満載のJOCVブースが完成していく。

そして明日のJapan Dayに向け、ソーラン節の前日練習。
昨日ジェネレーターが取り付けられると聞いていて、
今日は停電の心配なく舞台で合わせられるかと思いきや、
まさかの停電…
結局音無しで練習しただけで明日の本番を迎えることになった。
少し不安はあるが、9月上旬からの積み重ねを自信に明日は頑張りたいと思う。

ということで初日は、
前回のSIAOで協力隊員がコラボレーションした団体の製品はいくつか売れたみたいだが、
うちの任地の製品の売り上げは結局0。明日に期待だな、

とブースを後にしようとしたそのとき…

ある日本人のお客さんが訪ねて下さり、
「飲料水パックのリサイクルバッグを100個くらい欲しいのですが」
と、驚きの提案を受けることになる。

彼女は大阪の某有名百貨店に店舗を構える、
フェアトレード製品などを扱う会社の代表取締役、という方だったのだ。

あいにく、100も用意できておらず、
とりあえず10個また後日取りに来て頂くことにし、
100という数については私が帰国するときに運ばせて頂こうと思っているのだが、

いやはや初日からものすごい大きなチャンスを得ることができた気がする。

その後隊員OGの方の紹介でもうひとり別のバイヤーさんにも接触することができ、
こちらからも注文して頂けそうな運びになった。

収入は0でも可能性が拡がる1日になった。
SIAO、
お客としてではなく、出展者として参加してはじめてわかることが山ほどありそうだ。
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by nao24d | 2012-10-26 23:00 | SIAO (国際工芸見本市)

国際工芸見本市に向けて7

2012.10.22


410日目・国際工芸見本市に向けて7

午前は明日首都Ouagadougou市内の小学校で行う、
隊員ブースの事前プロモーションを兼ねた衛生啓発講習の事前打ち合わせに行った。

午後からはブースで配布する任地製品の広告フライヤーの印刷発注。

また明日から3日間は、設営のため日中会場を使えるので、
その準備として夕方からは昨日に引き続き大工仕事、というスケジュールだった。

ソーラン節もまだ未完成なので、合間に確認したり…


そしてJICAの事務所では今日期間中の関係者パスが配られた。
これで入場チケット無しで私たちは入場できる。
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<関係者パス>
ちなみに、買い物客として入場する場合は、原則500Fcfaないし1000Fcfa支払って入場しなければならないのだが、
お客としてより売る側の立場で頑張って来ただけに、
買い物のことなんかより、もうこのパスだけでも十分嬉しい気分になってきている!
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by nao24d | 2012-10-22 23:00 | SIAO (国際工芸見本市)

国際工芸見本市に向けて5

2012.10.20


408日目・国際工芸見本市に向けて5

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<通学にも便利なリサイクルバッグ>
この少年が肩にかけているバッグが、
このあいだ紹介した任地製品の紹介シートが役立ったのか、
SIAOでのアーティストの作品コンペの書類審査に通過した!

まだ入賞したわけでもないのに、
生産者の仕立て屋さんは大喜び。

数ある応募者の中から、
最終審査に進んだだけでも光栄なこと。

このゴミ減量に向けた活動が、
少しBurkinaの社会に認められたようで嬉しい。

火曜日、SIAOのコミッションに今度は作品提出に行くことになった。

良い結果を祈るばかりだ。
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by nao24d | 2012-10-20 22:00 | SIAO (国際工芸見本市)

国際工芸見本市に向けて4

2012.10.18


406日目・国際工芸見本市に向けて4

前回のその3から実に100日以上が経過しているが、
26日のワガドゥグ国際工芸見本市、SIAOに向けて、
日本大使館、JICA事務所、隊員、そして私自身も準備が大詰めを迎えている。

この数日は、
隊員の活動をSIAOの事前プロモーションを兼ねて国営放送で取り上げてもらう準備や、
Japan dayに披露するソーラン節の練習、
そして任地の生産者たちが取り組むリサイクル製品をコンペに出す準備、
ブースでの販売活動の準備など、
同時並行でいくつもの業務を行っていて、

それに加えて学校が新学期を迎え環境教育やアンケートをしていたりで、

かなりいっぱいいっぱいの状況。

何か忘れてないか、抜けてないか、
そればかりが心配である。

そんな準備の最中、
またひとつ成果物ができたので、
ここで紹介したいと思う。
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<Fiche d’exposition de nos produits>
これは上にも書いたが、
SIAOに参加するアーティストの作品コンペに向けて作成したもの。

任地で取り組むリサイクル製品を出品する予定なので、
それをフランス語や写真を用いて審査員にできるだけわかり易いように紹介しているつもりだ。

他の出品者は彫刻や家具など、
もっとアーティスティックなものを出品していて、
若干お呼びで無い感があるような気がしたが、

多くの人は写真一枚で応募しているそうなので、
この製品紹介シートが追い風になってくれれば、なんて思っている。

1位の賞金は100万Fcfaだったろうか?

そんな簡単に賞は獲れないと思うが、
生産者のモチベーション向上にも繋がっておりし、
このシート自体も少し編集すれば広告にもできると思うし、

私も生産者も各々の最善を尽くすきっかけになったという意味ではありがたい企画だった。


こんな感じでいろいろ取り組んでいるので、
準備の進展状況や会期中の様子なども、
これから少しずつレポートしようと思う。

ではでは。

つづく…
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by nao24d | 2012-10-18 22:00 | SIAO (国際工芸見本市)

国際工芸見本市に向けて3

2012.06.29


296日目・国際工芸見本市に向けて3

リサイクルエコバッグの新作ができた。
今回はトートバッグタイプと、
OLさんがお弁当入れてるイメージのものを作ってもらった。
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<新作リサイクルバッグ>

布を全く使わないと強度が無くなってしまうので、
これが今のところ一番材料費を下げる形だと思う。
が、コストをもうちょっとかけるつもりのお土産用には、
飲料水パックの見えている部分に黒い布を張ったバージョンも作ってみたいと思う。

それぞれ、29袋と9袋、飲料水のパックを使用している。
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<洗浄中(にしてもヘルメットで髪乱れ過ぎやな、おい)>
特にトートバッグに用いた29袋という数は、リサイクルに有りがちなゴミが集まり過ぎて処理が追いつかないパターンと逆で、
今のところ袋の調達が追いつかないほど。
回収・洗浄のスタッフを見つけるのは必須だと思った。
今日は午後3時間で170袋しか裁断、洗浄出来なかった。
尤も、切るのも洗うのも手伝ってくれた人たちがゆっくりかつ下手くそだったから、
ハサミの扱いに慣れた日本人なら、倍はいけると思うが…

とまぁ、それなりに試作は順調なので、
できるだけ早くSIAOの委員会にかけ合って本制作に取りかかっていきたい。
が、それに当たってはまず、この活動に携わっている人たちの体裁をはっきりさせておかなくてはならない。

そこで、ここ1週間はこの活動をプロジェクト化することに多くの時間を割いた。

今まで試作品を作ってくれた仕立て屋のVincentは、
県内の職人のアソシエーションの他にも、
障害を持ってもいるので、障害者のアソシエーションへの参加経験があり、
組織がぶつかる様々な問題点への知識も多い。
加えてリサイクルに重きを置いた活動であることも理解をしてくれているので、
彼をリーダーとするのはごく自然な流れだと思う。

そして、私のC/Pである、Issouf。
彼は補佐、監査にまわると言ってくれて、
私が渉外というか、要はコネクションづくりを担っていく。

ここまでは良かった。

これに加えて私はレジ袋をリサイクルしたランチョンマットづくりに協力してくれている女性団体も巻き込むつもりでいるので、
ここに女性促進省の職員も組み込みたかった、もっと言えば障害者と関連の深い社会活動省の人にも声かけしたかった。
しかし、リーダーは、女性団体とのコラボレーションは認めるものの、
どうもC/PのIssouf以上に多くの役人(公務員)を組み込むことを嫌う。

さらには、たばこ屋の店主と、薬局のおじさんを連れて来て、
彼らが活動に理解を示しているので、役員にしたいと言ってきた。

しかし、生産活動に関われないその2人に何ができるのだろう?
会計や事務のポストは読み書き計算の出来る人であるべきだと話していたので、
そこに充てるのかと思えば違うと言うし、
結局、プロモーションと衛生啓発の責任者をやると言いだした。
そのポスト、全くお金にならないけど、本当に続けてくれるのだろうか?

そこで、ふと、次のような不安が浮かぶ。
いや、待てよ、活動への関心=環境問題への関心ではなく、
金になるんじゃないか?という関心なのでは?という疑い。

飛ぶように売れれば役員待遇の彼らにも臨時収入が、
というような期待をしているのではないだろうか?

第一の目標にゴミの減量を挙げてはいるが、
私のイメージはあくまでも慈善団体ではなく商業ベースの団体。
ビジネスと繋げてゴミ減量・街の美化のモチベーションを上げてもらいたい。
そこに欲しいのは、
社会を知っているアドバイザーとしての環境省などの職員と、実際の働き手となる職人集団。

ここに、あまり関係の無いお飾り構成員を増やして、
その人たちに収益の分配金が行く仕組みにはしたくはないのである。
真面目にものづくりしている構成員のモチベーションを下げかねないのだから。

しかし、リーダーの顔をとりあえず立てていこうというのが、
この国のやり方を知らない私と、新人職員のIssoufの共通認識。
とりあえず、今のところは様子を見るということで折れたが、
問題があれば見直しをすることは確認しておいた。

そして、空白になっていた事務(実質No.2)のポストには、
危機感を感じたのかIssoufが手を挙げてくれ、
私としては少し安堵したところ。

会計は女性とも協働していくことを見据え、
女性を充てよう、というところまで話し合った。

来週は設立背景や、会則などを決め、
再来週中の組織立ち上げを目指したいと思っている。


あぁ、でもどこまで口出ししたら良いのだろう、というか口出し出来るんだろうか?
私はどの道いなくなる存在。
そういう意味では彼らのやり方を尊重するのが良いのはわかっている。

しかし、このプロジェクトが上手くいけばかなりの金額が動くことは容易に予想できるので、
金銭の管理や、運営の監査、その辺りは慎重に慎重を重ねて、万全を期したい。
役員にはせずとも、何をしようとしているのかくらいは、
少なくとも関連性のある省には連絡を入れて、アナウンスしておきたい。

これに関して、どうリーダーと折り合いをつけていくか、
やっぱり意見しないわけにはいかないかなぁ…
ちょっと気が重いが来週は組織の将来を占う大事な1週間になりそうだ。

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<このかばん、女性用だろ?とか言いながらノリノリなモデル>
あぁ、でも良いものが出来ていくのはほんと救いだなぁ。
キーパーソンと思われるC/PのIssoufもご機嫌のこの表情 笑

彼の協力と、リーダーの製品の出来を見たら、まだまだ気張って行くしかない!
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by nao24d | 2012-06-29 22:00 | SIAO (国際工芸見本市)

国際工芸見本市に向けて2

2012.06.23


290日目・国際工芸見本市に向けて 2

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<リサイクルエコバッグ(巾着タイプ)>
先日のミーティングで実行委員会が、
“ビニール袋の使用を抑えるためにと紙袋を試作している”と話していたことに対し、
こちらから次回提案を考えているのがリサイクルエコバッグ。

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<仕立て屋Vincent氏>
作ってくれているのは再赴任当初ポーチを作ってもらっていた人たちではなく、
最近よくお世話になっているフランス語のよく通じる仕立て屋Vincent(ヴァンソン)。

彼はリサイクルについても非常によく理解を示してくれており、
期日もわりと守って仕事をしてくれるので、活動する上では非常に心強いパートナーである。
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<裏地には飲料水パック>
このバッグのミソは、飲料水のパックを1つ当たり21個も使うということ。
それだけ多くのゴミが新しいものに生まれ変わるのである。
それを可能にした秘密が、底面に付けられている中敷き。
ここに10パック分が重ねられており、置いたときの安定感と強度を高める働きをしているのである。
これはVincentのBonne idée(ナイスアイデア)である。

またビニールで覆われていることで、中身を雨から守ることもできるし、
ファスナーではなく紐で閉じるようにしたことで、大幅にコストダウンができた。
生地代から工賃までで500Fcfa(100円程)に抑えるのが目標なのだが、
それが叶えば現地の人にもある程度買ってもらえるのではないかと踏んでいる。

この巾着タイプの他にもトートバッグ型など数種類のモデルを作り、
次回のミーティングで発表し、もし導入が決まれば、
こちらとしてはSIAOパーニュを使って10000個を目標に生産したいと考えている。

環境省の県局長にもその考えを伝え、省を挙げた協力もお願いしてみた。
来週の出張で上司にかけあってみるとの回答を頂けて、こちらも好感触。
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<県局長へ提案中>

しかし、問題点もひとつ浮かび上がった。

飲料水パックの回収はこれから夏休みの子どもたちや、
それ専用の担当者に行ってもらおうと計画していて、
2パックにつき1Fcfaをイメージしていたのだが、
環境省で飲料水パックを買い取るとき、相場は1kg50Fcfaとなっているらしい。

つまり、2パック1Fcfaではあげ過ぎらしいのだ。
こちらはそれでもサイクルできるし、
それぐらいお金になるような仕組みでないと続かないような気がするから、
敢えてその金額設定だったのだが、
そのパックを使って苗木を作っている人もおり、
彼らの仕事の妨げになる恐れがあるのである。
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<4月に撮った苗木屋さんの写真(右下の部分に飲料水パックを使った苗木が見られる)>

ということで、この件に関してはしばし保留。
当面は私とVincentで拾い集めるか、
商店前に回収用の段ボールを設置するなどして回収していこうということになった。

と、良い活動になりそうだ、と思っても、なかなか一筋縄では行かないものだと改めて思い知らされた。
様々なStakeholder(利害関係者)いて、
その人たちのことまでカバーしたプランを考えるのは至難の業。

でも、とにかくできることから取り組んでいこう!
だんだんおもしろくなってきた!
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by nao24d | 2012-06-23 23:00 | SIAO (国際工芸見本市)

国際工芸見本市に向けて

2012.06.19


286日目・国際工芸見本市に向けて

今日は国際工芸見本市SIAOの主催者とのミーティングに参加した。
前回2010年のSIAOの際にJOCVがゴミ拾い活動をした実績があり、
今回2012年のSIAOでも同様の活動を引き続き行えないか?という要望がJICAに届いたのである。

私はこれまでのところ任地でのリサイクル製品や、
かつてJOCVと活動を行っていたいくつかの団体の製品を持ち込んで出展することだけを考えており、
ゴミ拾い活動を実施する考えは持っていなかった。

というのも、前回ほど隊員の数がおらず(前回80人以上に対し、おそらく10月26日現在では17人ほど)、
そうしたアクティビティを実施するには人手不足が懸念されたからである。

しかし、実際にこのようなニーズがあり、
Action Faso PropreというBurkinaをキレイにしようというプロジェクトの力を借りれば実現可能ではないか?という見通しも立ったため、
前向きに考えたいという思いになった。

主催者側は、『ビニール袋の無いSIAO 2012』をコンセプトにしているらしく、
買い物の際に手渡される黒いビニール袋の代用品として紙袋を提案するなど、
いろいろ試行錯誤しているようだった。
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<主催者が提案していた紙袋>
これはあまり多くものが入らないし、コストも高そうな気がした。

何か意見は無いかと言われたので、
私は日本のふろしきを用いたふろしきバッグのようなものを、
パーニュ(西アフリカ独特の模様の布)でできないか?と提案した。
実際に同任地の隊員がその普及に取り組んでいるので、
彼女の力を借りれば、十分デモンストレーションは可能で、
どの家庭にもあるパーニュを用いるだけなので、ゴミにならないだけでなく、コストもほとんどかからない。

リサイクルエコバッグを作って提案するのもおもしろいかもしれない。

またゴミ箱の設置も訴えた。

今回は事前に準備も何もできなかったので、
大したことは言えなかったが、
本当にゴミの無いSIAOを目指すなら、
ゴミ箱ごとに日本の夏フェスのようにボランティアを配置し、
せめてビニール類だけでも分別を促すような取り組みを行っても良いと思うし、

縁日などで、食器のレンタルを行っている会社があるが、
そうした会社を招待してリユース食器の取り組みをアピールするのはどうか?など、
日本が招待国になっていることもあるので、
日本の様々な環境対策もここで紹介できればおもしろいのではないかと思った。

言うだけならタダなので、できれば沖縄のアーティストHYに来てもらって、
そこにあるべきではないもの、を唄ってもらえたら素敵だな、なんてことも思う。

♪捨てる軽さと拾う重さ 気付いているのはわずか♪
これをBurkinaの人にも届けたい。

また、沖縄はどうかわからないが、Burkinaの人も広島や長崎はもちろん知っているので、
彼らの反戦のメッセージが込められた曲も届くのではないかと思う。

などなど、任地の製品を広く多くの人に知って頂くだけでなく、

日本の国際協力、
日本の技術、
日本の環境対策、
日本の文化、
日本人のマインド、

そういうものが伝えられるSIAOになれば、
すごく意味ある10日間になりそうな気がする。

最後に、できたてホヤホヤらしい、今年のSIAOのポスターを。
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<最終版>
実はこの最終版の前にもう一段階あって、それが下のもの。
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<試作品>
こちらでは日本の国旗がスポンサー欄の台湾の次に描かれているのだが、
今年は特別招待国になっていることもあり、
最終版では日本の国旗が大きく中央に配置されたらしい。

デザイン的にどうかはともかくとして、大使館も相当気合が入っているらしい。

帰国まであと半年、
これから次々にいろんなことが形になっていく時期だと思う。
最後の最後まで、可能性を否定せず、チャレンジし続ける6ヵ月にしたい。
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by nao24d | 2012-06-19 23:00 | SIAO (国際工芸見本市)