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Le jour du marché

2011.10.06


29日目・Le jour du marché(市場の日)

任地Koupélaでは3日に1度のペースでmarché(マルシェ:市場)が開かれる。
それ以外の日にも店は出てはいるのだけれど、その日は数倍の人が出店しに来るのだ。

最近始めた活動のひとつ、飲料水のSachet(サシェ:袋)のリサイクル製品制作。
それに携わってもらう仕立て屋さんに正式に依頼をしに行くところだったのだが、
今日はまさにそのmarchéの日で、辺りは多くの人でごった返していた。
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<"marché"の日の街>

そういえば再赴任後、marchéの日にここを通るのは初めてだったことに気づく。
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<甘くないお菓子を売る女性>
このおばさんが売っているのは、
落花生をペースト状にしたものを揚げて作ったお菓子。
ドーナツ型でかわいい感じだと思って食べると、
全然甘くない。
人生そんな甘くないわよ、って味。深い。
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<ごちゃごちゃ感たっぷりの市場>
あんまり寄って撮影できないから、
並んでる野菜とか肉の感じはあんまり伝えられないけれど、
このごちゃごちゃしてる感じがBurkinaのmarché。
こういう眺め、嫌いじゃない。


ここKoupélaは高頻度でmarchéを開く街だと思う。
他の任地では週1回というところもあると聞くからだ。

もともと交通の要所で、各地で生産される工業品を手に入れることも容易い上に、
こうして地域の農産物、畜産物が安くで手に入るmarchéが頻繁に開かれるというのは、
生活する上でかなり好条件なところではないかと思う。
何かあれば2時間で上京できるし、
でもそこまで都市化していなくて落ち着いたところがあるし。

marché紹介、任地自慢はまだまだ尽きないのだが、それぐらいにしておこう。


さて、
この3日に1度というペースなのだが、
これは絶対の間隔で維持されている。

marchéは日曜も祝日も関係なく、週に2回、ないし3回確実に訪れるもの。

ここの人たちの生活に沁みついていて、
生活のリズムを作っているとも言えると思う。

公務員は土日が休みというリズムで一週間を刻むが、彼らは圧倒的にマイノリティ。
私たちボランティアは配属先の省庁と同じペースで出勤するからそのリズムなのだが、
この5勤2休のリズムは、そこまで"一般的"では無いのかもしれない。

キリスト教の色が強いKoupélaなので、
まさにキリスト教的な日曜は安息日、というリズムがもっと浸透しても良い気がするが、
一般市民は、日曜にお祈りに行こうが、あくまでもmarché基準な人たちなのだ。

でもそうやって考えてみると、
約束があまり守られないこと、いわゆるカレンダー通りが苦手なこと、
その理由がなんとなく理解出来る気がするのだ。

同僚が、
自分がカレンダーの書かれた手帳にいろいろ書いているのを不思議そうに見つめ、
それ、すごく便利そうだね、と言っていたのだが、
よく考えてみればこの職場で誰かが手帳を使ってるの、ほとんど見たことがなかった。

省庁では何をするにもlettre(レター:公式書状・通達)が必要と言われ、
事前に承認を得る、アポを取るというのが絶対とされるのだが、
でも彼らの本来のリズムでは、何日も先の約束というのは、普通じゃない気がする。

やっぱり3日、3日以内のことなら、約束は上手くいくし、
明日はmarchéだからあさってね、なんてやりとりも多いもので、
marché中心のそのリズムこそ、ここで一番尊重すべきリズムなのではないだろうか?
そんな風に思う。

街の人には無茶ぶりでもなんでも、1日前の約束が一番スッと通る。
(marchéが挟まる場合は2日前の約束)
日本に帰ってそのままだったら確実に干されてしまうのだろうけど、
このリズム、このスタイル、馴染んでしまえば私はあんまり嫌いじゃなくなっている。
いや、本来の自分自身がそんなスタイルなんだったのかもしれない。(ちょっと反省)

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<はらぺこあおむし>
marché紹介・オマケ:
marchéの日にはちょっとした玩具も道端に並んでいることがある。
今日も人形というか、ぬいぐるみが並んでいるところがあって、
少年が原作を知ってか知らないでか、はらぺこあおむしを持って遊んでいるところに遭遇した。
はらぺこあおむしファンの後輩が大学にいたなぁなんて思い出したりして、
確かにこのはらぺこあおむしは、世界的あおむしであるとはと思うのだが、
おそらく先進国からやってきたのであろう彼(=このぬいぐるみ)がどんなストーリーでここまで辿りついたのか、
すごく気になるところだった。

アフリカにくるおもちゃ版、トイストーリー。
紆余曲折はあったにせよ、きっとこれから大事にされて、彼にはハッピーエンドが待っているのかもしれない?
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by nao24d | 2011-10-06 21:00 | 宗教・文化・習慣

Le calendrier

2011.10.02


25日目・Le calendrier(カレンダー)

10月を迎えた。

2011年も3/4が終わり、
当然ながら任期も終盤に入っているわけで、
改めて数えるともう250と数日後には日本に戻っていることになると知った。

あんなに長いように思っていた2年は、
途中日本を挟んだせいかあまりに短い気がしてきた。

4月のままだったJICAカレンダー。
9月はそのまま放置していたけれど、
今日10月までめくってみた。

そこには日本の田んぼで米作りのノウハウを学んでいる海外の研修生の写真が使われていた。
おそらく時期は収穫のシーズンなのだろう。
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<10月を迎えたわが家>
5月、6月、7月、8月、9月と刻んで10月をめくれば、
ちょうど活動が実り始める時期にリンクしていたかもしれない。
ふと、そんなことを思った。

飛ばしてしまったその5枚のカレンダーは、
虚しい程、やけにあっけなくめくれてしまった。
何の重みも感じることなく…

破り捨てたカレンダーも、その時間も元には戻らないから、
悔やんでも仕方ない、前を向くしかない。

これからはその1枚1枚がしっかり重みあるように感じられるよう、
充実した1月1月、1日1日に、していきたいと思う。
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by nao24d | 2011-10-02 21:00 | 心境

La lumière

2011.09.25


18日目・La lumière(灯り)

電気が無いからあとサボりがちだった家事。
昨日の自炊に続き、
今日は昼間明るいうちに掃除も洗濯も済ませた。

再赴任後、任地で向かえた最初の日曜は、
お天道様と一緒に生きてることを改めて実感する1日になった。

ただ暗くなってからも、
最初は"さっさと寝る"しか無かった選択肢が、

"充電したPCで映画1本は観れる"
"充電したi pod touchでドラマ4本は観れる"という選択肢を見出し、

今ではわずかな灯りで読書が出来るようにまでなった。
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<韓国で頂いたLEDランプ>
わずかな灯りというのが、
韓国に留学していたときに友人のお父さんに頂いたこのランプによるもの。
(새미의 아버님. 이것 잘 쓰고 있습니다. 정말 감사합니다!)
シャワーを浴びるときなど、何か簡単な作業はこれだけで十分だと思える、今は。

そして部屋の中の移動には携帯電話のライトもよく使う。
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<隊員に貸与されている携帯電話>
携帯電話のライト、というのは日本では写真を撮る時くらいしか活用しないだろうが、
アフリカではお世話になる機会が非常に多く、ほとんど必須の機能。
例えば、
首に携帯をかけていれば、とっさの停電でもへっちゃらだし、
街灯の少ないBurkinaでは夜道を歩くときにも大きな助けになる。
屋外のレストランで食事する時などは手元を照らすのにも使うし…

反対にカメラを使う時に利用することは皆無。
というか、自分の機種にはカメラがそもそも付いてない。
(もちろんカメラ付き携帯も売っている)

この2つの灯りは、どちらもLEDタイプのライトで、
なかなか電池が減らないのも魅力。

ろうそくのように持ち運びが不便なこともないし、
勝手に消えたりしないし、
熱で暑くなったりもしない、本当に便利な文明の利器。

もっとも、私の場合はそれを"小説を読む"というくらいにしか使いこなせていない為、
いわば娯楽の為にその貴重な恩恵のほとんどを利用していることになるが、

昔の人はろうそくと月の灯りで学問したなんて言うわけで、
そのわずかな灯りの中で、熱心に学ぼうとした姿勢には頭が上がらない想いだったりもする。

彼らの勤勉さが、現代の私たちの暮らしを支えているのではないだろうか?

不便な環境というのは、次へ進む為の可能性に溢れたところなのかもしれない。

とは言っても、一方で私は想いを馳せるくらいしかできない正真正銘の温室育ち、
与えられたものを消費するだけの側の人間だなぁとつくづく実感してしまったのだけれど…
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by nao24d | 2011-09-25 21:00 | 任地・生活

9月を迎え…

2011.09.01


一時退避133日目・9月を迎え…

9月を迎えた。
協力隊員として活動する残りの任期は10か月を切っている。

思えば日本滞在は4か月以上の長期となった。

残り10か月という時間で新しい国に行く同期は残り時間に焦っているかもしれない。
同じ国に戻る自分でさえ、
『今まで向こうに滞在した時間より、既に残された時間が短い』
という事実に戸惑いがある。

しかし、日本滞在が思ったより長かった、長期滞在だった、と思えるということは、
10か月というのはまだまだ先が残っていると考えられるだけの時間ではなかろうか?

改めて日本での4か月を振り返ってみると、
・GWに懐かしい人たちとの再会
・祖母のおくりだし
・被災地でのボランティア活動
・フランス語検定
・日本各地鈍行の旅
・友人の結婚式
・京都散策
・大学院入試に向けた勉強

と、動き回っていた印象がある。

これだけのことを4か月で出来たのだから、
やはり『10か月しかない』のではなく『10か月もある』と十分思える。

もちろん、だからダラダラできる、という意味ではなくて、
前向きな意味で、残された時間は多い。
やれることも多いはず、ということだ。

そんな10か月の前に、
まずは明日中にパッキングを済ませて、
あさっては余裕を持ってうちを出ようと思う。

あぁ、いきなり緊張感出てきた。
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<合宿帰りで緊張感無い弟>
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by nao24d | 2011-09-01 23:00 | Japon