人気ブログランキング | 話題のタグを見る

C'est la vie!

派遣前訓練 Day 16

2010.04.22


訓練16日目・言語と価値観そして宗教



昨日新しいPCが届き、
いろいろ設定して寝たら、午前1時…

最近早寝して授業に集中するペースやっただけに、
今日は眠かった。


語学のほうは順調なのか、
だめなのかイマイチわからないが、
なんとかついていってる気はする。

ただし、覚えないといけないことを結構放置してるけど…

フランス語やってて難しいのは、冠詞

男性・女性・複数・語頭の母音などによって使い分けるってだけでも大変なのに、
定冠詞と不定冠詞の使い分け、可算名詞か不可算名詞とか考えてたらほんとにこんがらがってくる。


日本人は数を数えない民族なんだと、改めて気づく。

これは1つのペンです。
これは特別な1つのペンです。
彼は1つの車を所有しています。

とかって数えると気持ち悪いもんな。。。


そうやって他言語やってると、
日本語には未来形がないとか、
mustにあたる言葉がないとか、
いろいろ見えてくる。


文化や価値観の違いも、こういうところから生まれてくるんやろうなって思う。




午後は宗教の授業もあって、
ここでは初めて知ることがほんとうに多かった。

一神教と多神教って、神様の数が違うだけやと思ってたけど、

一神教やと神様の決めたことが正しくて、それが絶対やけど、

多神教なら良い神、悪い神がいて、人がその都度自分に都合良い神を信じるってなことになる。
やから、ある意味人が主導権を握ってるような状態で、
これは一神教とはまるで逆。

仏の世界とか、儒教とか、イスラム、ユダヤ、キリストとかいろいろ聞いたけど、
結局自分はどれにもいいとこがあるんやろうなってしか言えない。


でも何も信じてないからと言って、それを任国で「無神論」と言ってしまうと、それもまた都合が悪いらしい。

無神論と言うと、神を正しさの基準として暮らす人々にとって、
正しさの基準を持たない過激派の野蛮な人間というように映るということもあり得るのだそうだ。

確かに、宗教が生活の一部になり、
神の教えを中心に法を整えている人からすれば、
何も信じるものが無いというのは、無法者になってしまう。


自分の宗教観を的確に伝えないと、
自分の性格まで誤解されてしまう可能性があるというのは盲点だった。

興味深い課題がひとつ増えた。

みんなにも聞きたい。

「あなたの宗教はなんですか??」
by nao24d | 2010-04-22 23:00 | 派遣前訓練@駒ヶ根