La vie du Burkina. Jour:070
2010.08.30
La vie du Burkina. Jour:070・Secteur 1(セクター1)
実は配属されてから、昨日隣の集落に行くまで、Koupélaの規模が掴めていなかった。
もちろんそれだけで正確が規模はわかったわけではない。
ただ22カ月お世話になる街でもあり、また環境を扱う隊員でもあるので、一度は街を隈なく見てみようと思い立ち、今日から街を巡回してみることにした。
Koupélaの街は5つのSecteurに分けられている。
まず今日は半日かけてSecteur 1をまわってみた。 初めて気付くことの多い時間だった。
Koupélaという街は単純にSecteur 1の5倍の大きさだとしても、
自分の地元の中学校の校区より小さいと感じた(注:うちの中学校は全国4位の規模だったが)。
自分の家には初日から水道が通っていたわけだが、
やはり多くの市民は公衆水道に水汲みに行っていることもわかった。
水のアクセスが困難なことが女性の労働時間を増やし、
子どもの教育にも悪影響を及ぼすという話を聞いたことがあるが、
Koupélaには幸い公衆水道がかなり高頻度に設置されているように思う。
もちろん、昨日おとずれた隣の集落ではそうはいかないのだろうが。
緑も思ったより多い。
そして今まで足を踏み入れなかった領域に入ることで、
新たな市場を発見したり。学校を見つけたり、街の人との出逢いがあった。
調査のついでに木の実の殻で作られた器を買ったのだが、
それも普段の行動範囲(表通り)には売られてなかったものだった。
Koupélaに来るまでは同期や先輩から、
Ouagadougou(首都)でしか揃わないものも多いと聞いていたが、
街の裏手まで隈なく探せば、Koupélaでは揃わないものはないのではないかと思った。
というかここに暮らしている人がいるのだから、生活必需品に関しては確実に揃う。
最初から全部こっちで揃えても良かったのかもしれないと思うくらいである。
もちろんモレ語(現地語)じゃないと通じない可能性は裏通りでは高くなるし、
なかなか思い通りに買い物はできないかもしれないが、街の人に顔を売る機会にもなっていただろう。
話をしないことには言語能力も伸びないし、人脈も拡がらない。
最初6日も暇をもらったのに、結局掃除くらいしかすることが無かったのはかなりもったいなかった気がする。
その間何人と出逢い、話しただろう?
暇が苦痛だったあの時間、何度日本に帰りたいと思ったことか…
もちろん首都ならでは手に入ったものもある。
たとえば醤油やごま油はそれにあたるが、いや、探せば見つかるかもしれない。
というか探してみても良かった。
味のバリエーションが減っても別に生活に支障まではきたさないし、
どうせまた首都には上がれたのだから。
同期から指摘されてこだわって買った蓋つきのコンロ、
蓋の無い不格好なコンロでもガスの容器に直接取り付けるタイプのコンロでも、
別に使えたし使い方教わる中でコミュニケーション出来た気がする。
割れないプラスチックの食器、
さっきの木の実の殻だって安定少し悪いけど十分使えたじゃないか。
塩も砂糖もこしょうもブイヨンも、首都の方が安かったものも確かにあるだろうが…
ちょっとでもいいモノを求めるか、
無いなら無いで我慢する、もしくはあるものを工夫して使うか、
後者の選択肢があることを今まで見失っていた気がする。
後悔しても遅いし、今こう思えるのは健康だからだとも思う。
初めての自炊生活で不安もあっただけに、
準備に余念が無かったのは結果的に良かったのだとも思う。
でも、今後の方向性として、物欲をもう少し上手くコントロールしたいと思う。
買う・買わない、工夫して使うetc...環境教育にも繋がるはず。
そして出逢いの多い道を選ぶ方ようにしよう、きっと楽しいことも多いに違いない。
そんな風に思う。
そして、
街をまわって、そこから学ぶ、得る、感じることにも、もう少し重点を置こうと思った。
京都大学の近くに哲学の道があるように、
学者だって歩きながらモノを考えたり見つめなおしたりするのだから。
家の中・事務所の中でじっとしているのは極めて非生産的だ。
日焼けの痛みがましになったら、
Secteur 2~5も是非制覇しよう。
では最後に、肌がヒリヒリ痛むなか得た≪今日の収穫≫
<白昼堂々営業中の飲み屋さん>
<そこで出逢った幼児と1杯(ドロという地酒)>
<馬鹿でかいバオバブ>
<新しく見つけた市場>
<木の実の殻の器>
<公衆水道>
<川に近いせいで水が流れてデコボコだらけの運動場(誰も運動してない)>
<同じく川に近く水の影響でガタガタの道、しかもゴミだらけ>
<キリスト教に関係するのであろう広場(Koupélaはキリスト教が圧倒的)>
祝!ネット開通(申請から11日かかったけれども…)
La vie du Burkina. Jour:070・Secteur 1(セクター1)
実は配属されてから、昨日隣の集落に行くまで、Koupélaの規模が掴めていなかった。
もちろんそれだけで正確が規模はわかったわけではない。
ただ22カ月お世話になる街でもあり、また環境を扱う隊員でもあるので、一度は街を隈なく見てみようと思い立ち、今日から街を巡回してみることにした。
Koupélaの街は5つのSecteurに分けられている。
まず今日は半日かけてSecteur 1をまわってみた。
Koupélaという街は単純にSecteur 1の5倍の大きさだとしても、
自分の地元の中学校の校区より小さいと感じた(注:うちの中学校は全国4位の規模だったが)。
自分の家には初日から水道が通っていたわけだが、
やはり多くの市民は公衆水道に水汲みに行っていることもわかった。
水のアクセスが困難なことが女性の労働時間を増やし、
子どもの教育にも悪影響を及ぼすという話を聞いたことがあるが、
Koupélaには幸い公衆水道がかなり高頻度に設置されているように思う。
もちろん、昨日おとずれた隣の集落ではそうはいかないのだろうが。
緑も思ったより多い。
そして今まで足を踏み入れなかった領域に入ることで、
新たな市場を発見したり。学校を見つけたり、街の人との出逢いがあった。
調査のついでに木の実の殻で作られた器を買ったのだが、
それも普段の行動範囲(表通り)には売られてなかったものだった。
Koupélaに来るまでは同期や先輩から、
Ouagadougou(首都)でしか揃わないものも多いと聞いていたが、
街の裏手まで隈なく探せば、Koupélaでは揃わないものはないのではないかと思った。
というかここに暮らしている人がいるのだから、生活必需品に関しては確実に揃う。
最初から全部こっちで揃えても良かったのかもしれないと思うくらいである。
もちろんモレ語(現地語)じゃないと通じない可能性は裏通りでは高くなるし、
なかなか思い通りに買い物はできないかもしれないが、街の人に顔を売る機会にもなっていただろう。
話をしないことには言語能力も伸びないし、人脈も拡がらない。
最初6日も暇をもらったのに、結局掃除くらいしかすることが無かったのはかなりもったいなかった気がする。
その間何人と出逢い、話しただろう?
暇が苦痛だったあの時間、何度日本に帰りたいと思ったことか…
もちろん首都ならでは手に入ったものもある。
たとえば醤油やごま油はそれにあたるが、いや、探せば見つかるかもしれない。
というか探してみても良かった。
味のバリエーションが減っても別に生活に支障まではきたさないし、
どうせまた首都には上がれたのだから。
同期から指摘されてこだわって買った蓋つきのコンロ、
蓋の無い不格好なコンロでもガスの容器に直接取り付けるタイプのコンロでも、
別に使えたし使い方教わる中でコミュニケーション出来た気がする。
割れないプラスチックの食器、
さっきの木の実の殻だって安定少し悪いけど十分使えたじゃないか。
塩も砂糖もこしょうもブイヨンも、首都の方が安かったものも確かにあるだろうが…
ちょっとでもいいモノを求めるか、
無いなら無いで我慢する、もしくはあるものを工夫して使うか、
後者の選択肢があることを今まで見失っていた気がする。
後悔しても遅いし、今こう思えるのは健康だからだとも思う。
初めての自炊生活で不安もあっただけに、
準備に余念が無かったのは結果的に良かったのだとも思う。
でも、今後の方向性として、物欲をもう少し上手くコントロールしたいと思う。
買う・買わない、工夫して使うetc...環境教育にも繋がるはず。
そして出逢いの多い道を選ぶ方ようにしよう、きっと楽しいことも多いに違いない。
そんな風に思う。
そして、
街をまわって、そこから学ぶ、得る、感じることにも、もう少し重点を置こうと思った。
京都大学の近くに哲学の道があるように、
学者だって歩きながらモノを考えたり見つめなおしたりするのだから。
家の中・事務所の中でじっとしているのは極めて非生産的だ。
日焼けの痛みがましになったら、
Secteur 2~5も是非制覇しよう。
では最後に、肌がヒリヒリ痛むなか得た≪今日の収穫≫
祝!ネット開通(申請から11日かかったけれども…)
by nao24d
| 2010-08-30 23:00
| Au Burkina Faso