C'est la vie!

La vie du Burkina. Jour:134

2010.11.02


La vie du Burkina. Jour:134・Fête後日談

昨日のおよばれで結局お腹を下すことはなかった!
確実にお腹強くなってる♪
と報告はさておき、

今日の本題は、昨日書かなかったfêteでの一場面について。

実は土産に鶏と落花生を頂いた。
前回このジャックの集落を訪れたときもジャックから鶏を一羽頂いて、
帰ってマルシェで焼いてもらって彼と、もう一人のガルディアンと食べたのだが、
今回は彼のお兄さんが一羽下さったのである。

しかし、もらった直後にジャックがひとこと。
「お礼に写真を撮って後で現像して彼に渡してほしい。」

以前、ジャックの家族の写真を撮って、
それを現像して渡して以来、
ジャックはたびたび写真を撮ることと現像を迫ってくる。

例えば前回集落を訪れたあとも、
「あの時の写真はまだか?」
と催促してきた。

催促されたことだけでも若干不快だったのに、
彼はその後それでも現像して写真を渡したら、
「この写真じゃなくて、ほら、あの写真あっただろ?」
と別の写真まで要求してきた。
自分なりに上手く撮れたと思う写真を厳選して渡したのに、
その反応には正直萎えた。

現像は1枚250Fcfa。
これはKoupélaでなら1食お腹いっぱい食べれる額だと思う。
ただ鶏の対価だとしたら、少なくとも4枚くらいは渡さないといけないのかもしれない。

でも、あげるとか、もらうとか、
それって気持ちですることじゃないかなと思うし、
もし仮にGive and takeを要求するなら、
こちらのニーズも少しは汲んでもらいたいと思ってしまう。

もちろん彼らなりにはニーズはかなえていると思っているのだろう。
現地人の感覚ではおそらく豚や牛よりもごちそうとされるらしい鶏。
女性が男性の自分への愛情を量る際にも、
鶏をもらった、あるいはごちそうになった回数を基準にするというほど。
だから鶏を頂いたことには感謝をいなければいけないのだろうけど、
その感覚にはあいにく自分は100%の合点がいかない。
それをわかって欲しいと思うのは求めずぎなのか…

実際はニーズにかなってないだけでなく、
前回は焼く代金1000Fcfaは自分が払ったし、
彼自身もちゃっかり食べてた。
そして今回もやはり「焼いてくるから金をくれ」と言われた。

これに対し自分は、
「今日はお腹がいっぱいだったから、日をあらためてから食べたい。
ちょうど2週間後に同期が来るからその時に食べたい。」
と主張した。すると、
「逃げ出すから、今日か明日中にさばいて、一緒に食べよう。
日本人が来るときはお金出してくれれば、鶏買って来てあげるから。」
と言う。

だったら鶏要らない。

くれると言いながら、
食べるタイミングも一緒に食べる人間も決められてしまう、
おまけに写真の現像をねだられ、鶏の焼き代をせがまれたら、
多くの日本人ならうんざりするのではなかろうか。

韓国にいるとき、
「プライバシーがない」と、
少し窮屈にしている日本人がいたけれど、
自分は特に気にならなかったし、
むしろ周りに人がいて楽しかった。

ここでも、大体は人がいて楽しいと思えていた。

そんなこんなで、
干渉に寛容なつもりだったけど、

自分もやっぱり
食べたいものは、食べたいときに、食べたい人と食べさせて欲しいと思ってしまう。
写真や、焼く手間賃を要求された時点で、貰ったというより買ったような感じだが、
それが買うことよりも厄介なのは、
買うか買わないかの選択の自由も、食べ方の選択の自由も無いことである。
と、そんなことをついつい考えてしまうのだ。


今一度考えてみれば、こうなったきっかけは写真1枚だった。
その写真1枚が彼らの領域へ与えたインパクトは想像以上に大きかったのである。
だとすると自業自得、これは自分の罪だ。
確かに彼ら自身に悪気は無い。
イライラするのはお門違いなのだと思う。

ブルキナでは自分が与えたインパクトが「ねだる」で済んでいるが、
これが「ねたむ」や「うらむ」になる可能性もあったと思えば、
むしろありがたいことだとも言える。


でもなぁ、わがままだけど、
写真は気持ち良く撮って、気持ち良く渡したい。

そしてごちそうの鶏はこんな気持ちの日本人に食べさせるくらいなら、
育ち盛りの子どもたちに食べさせてあげて欲しい。

そもそもボランティアで来てるのに子どもからごちそうを取り上げるようで、
素直に喜べなかったから…


結局、
気持ちだから、と見返りを求めずプレゼントすることや、
気持ちだけで十分です、とプレゼントを断る日本人の感覚が届くかわからないが、

とにかく写真は現像しようと思うし、
鶏はジャック一家に食べてもらうことにした。

あぁ、何が正しいのかわからない。
ちょうど良い距離の取り方がわかるにはまだもう少しかかりそうだ。
d0159222_8312779.jpg
<ジャックのお兄さんとお母さん>
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by nao24d | 2010-11-03 08:32 | Au Burkina Faso