C'est la vie!

La vie du Burkina. Jour:264

2011.03.12


La vie du Burkina. Jour:264・遠き母国へ

東北で地震が起こった。

実家は関西。
家族はみんな無事だった。

でも昨朝(当時ここは朝)それを知って以来、
職場に行っても心ここにあらずで、
2日間ほとんど何も手につかず…

心は日本だ。


twitterのTLが震災の情報で溢れ、
その1つ1つを目にする度に、
言いようの無い痛みがジワジワと胸を締め付けた。


私の好きな作家、伊坂幸太郎は仙台在住で、
くしくもその作品の大半は仙台を舞台にしている。

"終末のフール"で彼が描いた終末の日本・仙台では、
自暴自棄になった人々が商店街を荒らし、窃盗や放火が蔓延した。
警察も治安維持のために乱暴な手段を容赦なくと取るようになった。

多くの国でこのような地震が起これば、
これと同じようなことが起こることは想像に易い。

しかし、今現在、地獄絵図のごとき惨状が広がる日本では、
略奪や暴動という伊坂の描いた終末とは違う、助け合いの精神が発揮されている。
もちろん、終末ではなく、今の日本には未来があるからなのかもしれないが、
危機に手を取り合える、ということは少し自国贔屓かもしれないが偉大なことだと思う。

私は日本人であることをこれだけ誇りに感じたことは無い。


一方で自分の国に訪れたこの苦難を共に経験できないことがもどかしく、
共に手を取り合えないのがもどかしく、
何かできることは無いのかと非常に心苦しい。

ちゃんと帰れる国があってこそ国際協力だってできるわけで…

日本をこんなにも愛おしく思っていたのかと気づき、
そして、日本とブルキナはこんなにも離れていたのかと改めて感じた。
ここまで距離を意識したことは正直無かった。

そんなこの2日間だった。


今、この瞬間も闘い続けておられる被災者のみなさん、
過酷なその状況下ですでに復興に向け尽力されておられる方々、
いや、日本の地におられる全てのみなさんに心から敬意を。

ひとりでも多くの人が助かることを、
少しでも早く日本に笑顔が戻ることを、
アフリカからただただ祈るばかりだ。
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by nao24d | 2011-03-12 23:00 | 心境