C'est la vie!

Un visiteur

2011.10.15


38日目・Un visiteur(訪問者)

Koupélaに再赴任後初めて他の任地の隊員がやってきた。
彼はKoupélaから30kmのところに住む、
同期隊員なのだが、退避前は結局一度もここを訪れることがなかった人。

不仲だったとかそういうことは無かったのだけれど、
当時は隊員数も多かったから、
私にとっても彼にとってもお互いがその大勢を構成する一人で、
大した問題にならない存在だったのではないかと思う。

最近良く思うように、
人が減ったことで、残ったそれぞれの関係は自ずと濃いものになっているわけで、
彼との関係というのは、その最も特徴的なものと言えるかもしれない。
とにかく随分距離が縮まった。

もともと同じ学年だから、通じる部分も多く。
またそれ以上に彼から得るものは多い。

私は本来負けず嫌いなところがあって、同い歳の人をかなり意識するところがある。
年上の人に歯が立たないのは受け入れられたけど、
同世代以下の相手に対しては、
無意識のうちにどうにか言い負かしてやろうとしていたことも多かった気がする。
けれど、彼と出逢って、絶対敵わない奴がいるんだな、そう思うようになった。

これは大きな変化。

いろいろ知ってた気で、何も知らなかったことに気付かされ、
ちょっとは勉強したつもりで、全然足りてないことに気づかされ、
十分検討したつもりで、もっと深く様々な視点で指摘され…

結局年齢など関係なく、
目上の方々はおそらくそれ相応の努力をなさってて、
ただそれを言い訳に、自分自身がかなり甘ったれてたんだな、と思う。

同い歳でも自分よりもっと努力できてる人がいるのだから。

負けたくない相手がいることも力になると思うけれど、
こういう気付きをくれる、今の自分じゃ敵わない人も、とても貴重な存在。
彼には、今後ともひとつ宜しく、と密かに思っている。
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by nao24d | 2011-10-15 23:00 | 隊員・事務所