C'est la vie!

路線バス

2012.01.14


129日目・路線バス

2010年の6月21日に日本を発った私の協力隊員としての任期は、
2012年の6月20日まで、この日にまた日本に到着するのが本来の予定。
同期のほとんどもこのくらいの時期に日本に帰ってくる。
それまでおよそ5ヵ月。

ところが、私は現在半年の任期の延長を考えている。
それが叶えば帰国は12月の20日となる。あと11カ月。

この差は結構でかい。

任期をあと1年近く残している頃、と言うのは、
これからいよいよ自分の活動が波にのる!ってそんなタイミングなんじゃないかと思う。
他の国はそうではないのかもしれないが、特に西アフリカ、Burkina Fasoではそんな感じだと思う。

でも、半年を切ると、もうみんなの目は帰国に向いていて、
帰ったらあれしよう、これしよう、
そんなフレーズが合言葉にでもなりつつあるかのようだ。

この心境の差がひしひしと感じられる、最近。

多分、帰ったら~って話ができる隊員は、しっかりまとめの段階に入れている方々なのだろうと思う。
だから、私はたとえ6月にそのまま帰国することになるとしても、
今の段階でそういう気分には全然ならない、というかなれない。

そう思ったとき、いよいよ、あの退避の4カ月半が効いてるんだな、と実感する。

まだすべきことが山積みなのが現状。

でも、現職教員特別参加制度で赴任されてる学校の先生方は、残り日数がもう70日も無いようで、
Burkinaの現職2名は延長を選択する余地も無く活動のまとめに入っておられる。
他のBurkina隊同期も、まだまだ活動のまとめとはいかないまでにしても、6月に帰る為に必死のスパート。
振り替えになった元Burkina隊員はもっとシビアな状況で残り任期と闘っているはず。
だとしたら、やってやれない残り時間では無い、それはわかっている。

けれど、自分が残りたい、そう思う理由は、
10月末から11月にかけて行われる国際工芸見本市に参加したいから、
そこで任地のリサイクル製品の販売を行いたいからである。
その日程は自分の力ではどうにも動かせない。

今まで、駒ケ根で出逢った素敵な仲間と同じベクトルで進んでるつもりで、
折々でいろんな出来事、想いをシェアしてきたけど、
それって乗り合いの路線バスみたいな感じで、
一時期同じ空間を共有してたけれど、自分は終点まで乗ります、
みんな別の目的地で降りていきます、みたいな感じの付き合いなのかなって思う。

みんな一斉にスタート切ったから、あたかも観光バスで出発進行した気になってたけど、
たまたま始発駅から乗り合わせただけで、路線バスでしたっていうような、
話途中なのに降りちゃうんですか?みたいな感じで、たいそうあっけなく思えたりもする。

まぁでもそういうものなんだろうな、この先の人生も。

なーんかちょっとみんなとワイワイ帰国のこととか話してみたかったなぁって、
そういう話。


でも、今日言われたのが、
そうやって任期延長したり思い切った決断できるのは、
自分の場合、あと(=大学院への進学)が決まってるからちゃうか?ってこと。

確かに、帰国後の進路がこんなにはっきり決まってるのって、
現職の方を抜いたらわずかな人だけ。

それだけに、帰国したらあれしよう、これしよう願望より、
もっと他に目を向けてられるのかもしれない。

結局、みんなと同じとこでバスを降りない決断をしたのは、紛れもない自分。
それを忘れかけて、勝手に隔たり作ってすねかけてたっていう、情けない。

ということで、こうなったら(と言ってもますは延長申請が通ってからだが)、
その終着点で何が見えるのか、どうせならみんなとは違う景色を思いっきり楽しもうじゃないか!
と思うことに決めた!

おおきに、ちあき姉さん!
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<次降ります!>
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by nao24d | 2012-01-14 23:00 | 心境