C'est la vie!

いつの間にか見失っていたもの

2012.01.18


133日目・いつの間にか見失っていたもの

期待のゴールデンルーキーがやって来て、
去年の新人は新人ではなくなり、
おととしの6月にやって来た私は
もはや肌が白いだけで何のフレッシュ感もない一職員になりつつある今日この頃。

なんと最近は職員のCotisation(分担金、会費)まで支払っている。
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<支払いチェック表>
使途を聞くと、誰かに何かあったときの慶弔費にされるらしいので、
Burkinaじゃ慶事も弔事も私には無いだろうなんて思ったりもするのだが…

まぁでもその頭数にカウントされると言うのは、
言い換えれば、特別扱いのお客様ムードでなくなったということ。
それはある意味とても喜ばしいことなので、
そのCotisatonが誰かのハレの日に使われることを祈りつつ毎月500Fcfaを納めている。
考えてみれば大した額でもないし、いざというとき役立つ、ほんとに素晴らしいシステムだとも思う。


それはそうと、
今日、同任地の図書館隊員のところに行ったときの話。

普段から彼女の職場には多くの中高生が勉強しに来たり、
本を読みに来たり、借りに来たりしているのだが、
11時30分という時間になぜ制服を着た中高生がそこにいるのか、
少し疑問だったので、彼女にその理由を尋ねてみた。
しかし、彼女は曖昧な答え。

ちょうど横にいた高校生に尋ねると、
今日はその時間授業を担当する先生が体調不良で、午前の授業が11時までだったという。
それに、普段は12時までが午前の授業だが、
クラスの時間割によっては、この曜日は11時まで、ということもあるのだと教えてくれた。

言葉が通じるからと安易に日本人に聞いてしまいがちだったが、
最初から彼らに聞けばすぐにスッキリできる疑問だった。反省。

しかし、曖昧で全然違う適当なことを言ってた図書館隊員の彼女だが、
なぜ1年半も活動した今の時期でさえ、それを知らなかったのだろう?
…なんて、最初は思ったのだが、
そもそも彼女がそれに疑問を抱いていなかったのだとしたら、それは仕方の無いことかもしれなかった。
いや、彼女も最初はもしかしたら疑問に思っていたのだが、いつの間にかその光景に慣れてしまって、
聞かないうちにそれを当たり前のこととして捉えてしまっていたのかもしれない。

そこで、改めて考えてみると、
私自身も、赴任当初気になっていたのに、
聞ける語学力が無いせいで曖昧に解釈し、そのまま放置している疑問が山ほどある気がする、自分の職場のことに関しても。
もはや、何を疑問と思っていたのか、掘り返せないところまで来てしまっているものも多いはず。

そうならない為には、あの頃諦めずに聞けば良かったのが、まず第一だが、
でも、今なら聞ける力も多少あったりするわけで、今からでも疑問は解決していきたい。
勝手のわからない他人の職場に行って、そんなことにふと気付いた。

そう言えば、最近も森林官の階級制度、昇進・異動の話、仕事内容まで、
知らなかったことがボロボロでてくる。
語学力的に、今やっと理解できることが多いのだろう。
それに、年末、スタディーツアーにやって来た日本の方から質問を受けて、
改めて自分が得た知識も山のようにあった。彼の目を通して浮かび上がった疑問があったのだ。
まだまだ知らないことだらけなのだ、実際は。

長くここに居るおかげで知った事がある、得た繋がりがある、
でも、その一方で、慣れがアンテナを錆びつかせている、それを痛感した。

写真を撮るという行為に関しても、
赴任当初ほど、感動でシャッターを切るという回数が減っている。
築いた関係の中で産まれる写真は確実に増えてはいるものの…

このタイミングで、それらに気付けて良かった。

まだチャンスは残されている、
これからは臆することなく、いろんな事にもっとちゃんと向き合おうと思う、曖昧にせず。
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<新人と去年の新人>
活動だけでなく、人生に於いて、

いつまでも、初心を忘れず、
いつまでも、感動できる素直な心を持ち続け、
いつまでも、好奇心を原動力に、
いつまでも、謙虚に問う姿勢で…
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by nao24d | 2012-01-19 19:00 | 心境