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C'est la vie!

公用旅券の更新

2012.05.25


261日目・公用旅券の更新

公用旅券の更新_d0159222_8221445.jpg
<公用旅券>
協力隊員には一般旅券ではなく緑の公用旅券というパスポートが支給され
(これを持っている間、旅券の二重携行はできないので、赤や紺の一般旅券は預けることになる)、
それを持って任国へ赴任することになる。

基本的には任期中1冊のパスポートが支給されるわけだが、
私のように任期延長をすると、VISAの延長申請などに合わせ、
この公用旅券も新たに発行してもらわなくてはならない。

そして今日、先日申請した新しい公用旅券が日本から届いたということで、
在ブルキナファソ日本国大使館まで受領に行ってきた。

手続き自体はすんなり済んだのだが、そこで衝撃の事実を聞かされる。

私が今まで自信満々に記入してきた私の氏名が、思っていたものと少し違っていたのだ。

なんでも、にしでの「にし」は、下の4画目・5画目、曲げないのが戸籍上正しいらしい。
25歳と360日目の発見…4半世紀に渡る記入ミス。。。

しかし、私は高校入試のときに、確かに確認したはずなのだ。
高と髙(はしごだか)、
さいとうさんの「さい」(斉斎齊齋)、
わたなべさんの「なべ」(辺邊邉)と同様に、
「にし」の4画目5画目を曲げる・曲げないというパターンも例示され、
漢字の細かい違いにも注意し、戸籍通りに願書を書きなさいと言われ、
それでもって「曲げる」のだと確認の上、曲げて書いてきたのである。

高校のクラス名簿では、
私の1つ後ろのニシムラくんの「にし」だけ、わざわざ曲げない「にし」が書かれていた。

ニシムラくんに、珍しい「にし」なんやね、と言っていた自分も、まさかの曲げない「にし」だったという…

そんなわけで、
大学とか、いろんな資格とか免許の類、全部間違ってるのだが、
これで大丈夫なのだろうか。

15の秋、何をどう確認したのか、今となってはわからないが、
その後どっかのタイミングで誰かが書き換えたんじゃないかと思うくらいにわかに信じ難い真実。

そんなわけで、私の公用旅券には自信満々に4・5画目を曲げる方の「にし」が自署されている。

にしで家のご先祖様は、曲がったことが大嫌いだったに違いない…
by nao24d | 2012-05-25 23:00 | Japon